市役所前オリエンタルキッチンイタリアーナにて縄文グルメ!

  2022/5/12
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こんにちは。
千葉県在住パーカッショニストの松本ちはやです。

千葉市が誇る、特別史跡加曽利貝塚をご存知ですか?
関東最大級!
縄文時代からそのままの貝や土器が発掘される、貴重な遺跡です。

この誇れる加曽利貝塚を中心に千葉を縄文のまちにしよう!という、新たなプロジェクト「縄文グルメ推進委員会」が立ち上がっているのですが、先日顔合わせミーティングが行われました。

https://jomon-g.org/

私も復元縄文太鼓を制作、演奏し、縄文文化を通して縄文人から多くのことを学び、様々な世代の方と交流したいと「縄文太鼓いにしえ」として活動中で、嬉しいことにお声がけ頂き、微力ながらご協力させていただく事になりました。

そして、今回顔合わせミーティングが行われたのは「縄文グルメ推進委員会」理事長田さんのお店、市役所前オリエンタルキッチンイタリアーナです。

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オリエンタルキッチンさんは実は数年前からすでにじょうもん貝(イボキサゴ)を使ったお料理を提供されていて、私も昔取材で一度いただいた事がありました。

その時は、イボキサゴがなかなか採れない(小さくて身は食べられないので採らない)ということで事前予約制だったのですが、このたび縄文グルメ推進委員会さんが様々な問題をクリアしてじょうもん貝の出汁を作ることに成功!

オリエンタルキッチンイタリアーナさんではその出汁を使って、通常メニューの中に出汁を使ったお料理を加えることができるようになったのです!

すすすすすごい・・・!!!!!!

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まずは前菜の盛り合わせ。

イタリアンでは定番のカポナータ(野菜のトマト煮込み)や、フリッタータ(卵焼き)に加え、ハム、サラダ、ポタージュ。

どれも爽やかでスッキリ。素材の良さを楽しみながら美味しく頂きました。

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こちらがメインのじょうもん貝(イボキサゴ)の出汁を使ったパスタ「カイズッカ」。

こちらのお料理の名前の由来は・・・是非店主の長田さんに聞いてみてください。(これは長田さんの口からでないと伝えられない!)

どこか懐かしいような、磯の香りが口の中いっぱいに広がります。
見た目はほとんど南イタリア発祥のあさりを使ったボンゴレ・ビアンコですが、もう少し苦味というか、独特の味わいが感じられます。

縄文時代にはオリーブオイルも白ワインも無かったと思うけど、縄文人と同じ素材が現代の料理とコラボして新しい料理となって、私のお腹の中に入ってるってなんだかとっても不思議な感じがします。

個人的に縄文人から学ぶことって本当にたくさんあると思っているのですが、これは逆に縄文人に食べさせてあげたい美味しいグルメです!

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パスタの後には、締めとして出汁が出てきました。
タウリンが豊富らしいです!

お酒を飲んだあとの良い締めになりそうですね〜!笑

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ドルチェはイチゴのシャーベットと、落花生のティラミス。
落花生という時点で「さすが!最後まで千葉を意識したコースだなぁ〜」と思ったのですが、それだけではありませんでした。。。

右のスプーンを見てみると、スコップの形をしているのがわかりますか?

ティラミスを発掘し(食べ)続けると・・・
ぐるぐる貝のカタチのクッキーが隠れていました!!!!

なんと!
遊び心のある最後まで楽しめる素晴らしい演出!

長田さんの千葉愛、加曽利愛を十二分に感じられる美味しくて楽しいコースでした。

縄文グルメのパイオニア、長田さんのオリエンタルキッチンイタリアーナ。
じょうもん貝の出汁を使ったカイズッカ是非一度お試しください!

「オリエンタルキッチンイタリアーナ」
千葉市中央区問屋町7
043-238-9112
https://jomon-g.org/archives/104

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