秋の企画展「縄文土器の技と美」@千葉市立加曽利貝塚博物館<9/21(水曜)~11/6(日曜)>
2022/9/28
以下は 2 年前に書かれた内容です
ー土器製作技術研究のいまー
●土器の全体像が復元できた土器から得られる情報は多い。スタイルや文様、それらの組み合わせにより地域を超えた人の動きや情報の広がりを理解することに今までの研究は注力してきた。今までも土器研究の最先端はそういったものであろう。発掘調査でみつかる土器の多くは、破片である。しかし、研究や展示などで実際に目にする機会に恵まれる土器の多くは、全体像が復元できたものであるのが実際である。土器の全体像が復元される前、土器片ばかりであった時、その土器片達が詳細に観察され、記録に取られた例は多くはないのもまた事実であろう。今回の展示では、土器片を丹念に観察し、その技巧を探求したうえで複製土器を制作するということをコンセプトとし、その土器片のなかにある一つの方向性を見出した研究成果をとおして、「加曾利E式土器」の製作技法の一例を提示したい。
●「縄目の一粒、線の一本からきちっと捉えて」という一言から、複製土器制作の深淵にたどりつこうと研鑽し続ける研究者の行き着いた先は、土器片を観察し尽くすこと。顧みられることの少ない土器片の中に埋もれていた「短冊状土器破片」が語りはじめた事実は、今後の土器研究にどのような影響を及ぼすことになるのだろうか。
※詳しくは下記URLをご覧ください。
●土器の全体像が復元できた土器から得られる情報は多い。スタイルや文様、それらの組み合わせにより地域を超えた人の動きや情報の広がりを理解することに今までの研究は注力してきた。今までも土器研究の最先端はそういったものであろう。発掘調査でみつかる土器の多くは、破片である。しかし、研究や展示などで実際に目にする機会に恵まれる土器の多くは、全体像が復元できたものであるのが実際である。土器の全体像が復元される前、土器片ばかりであった時、その土器片達が詳細に観察され、記録に取られた例は多くはないのもまた事実であろう。今回の展示では、土器片を丹念に観察し、その技巧を探求したうえで複製土器を制作するということをコンセプトとし、その土器片のなかにある一つの方向性を見出した研究成果をとおして、「加曾利E式土器」の製作技法の一例を提示したい。
●「縄目の一粒、線の一本からきちっと捉えて」という一言から、複製土器制作の深淵にたどりつこうと研鑽し続ける研究者の行き着いた先は、土器片を観察し尽くすこと。顧みられることの少ない土器片の中に埋もれていた「短冊状土器破片」が語りはじめた事実は、今後の土器研究にどのような影響を及ぼすことになるのだろうか。
※詳しくは下記URLをご覧ください。
開催日 | 2022年9月21日(水曜)~11月6日(日曜) 9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は開館し、翌日以降の国民の祝日でない日は休館) |
---|---|
開催場所 | 加曽利貝塚博物館企画展示スペース |
住所 | 千葉市若葉区桜木8-33-1 |
交通 | 【電車】千葉モノレール「桜木駅」下車徒歩約15分 【バス】京成バス「桜木町」バス停下車徒歩約15分 【車】京葉道路 貝塚IC(下り出口)から約7分、松ヶ丘IC(上り出口)から約12分 |
料金 | 参加無料 |
お問合せ | 千葉市立加曽利貝塚博物館 TEL:043‐231‐0129 |
URL | https://www.city.chiba.jp/kasori/news/2022_r4akikikaku-wazatobi.html |
以上は 2 年前に書かれた内容です