稲毛新聞が選んだ2022年千葉市10大ニュース【2022年12月号】
さまざまなニュースが舞い込んできた2022年も残すところあとわずか。稲毛新聞ではこの一年を振り返り、今年の千葉市10大ニュースを決定。これらは本紙面で取り上げた際の反響や読者アンケート回答等を考慮し、編集部が独自でランキングにしたもの。引き続きのコロナ禍や暗い事件などニュースが多いなか、千葉ロッテマリーンズ、佐々木朗希投手の完全試合達成が今年の第一位に選ばれた。
第1位 ロッテ佐々木の活躍
4月10日、千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムで、プロ入り3年目、20歳の佐々木朗希投手がプロ野球史上16人目の完全試合を達成。
佐々木投手はこの日行われた対オリックスバファローズ3回戦で1人の走者も許さず、新記録となる13打者連続三振、プロ野球タイ記録となる19奪三振を達成した。
※写真=千葉ロッテマリーンズ提供
第2位 千葉市民花火大会が3年ぶりに開催
コロナ禍で中止されていた夏の風物詩、幕張ビーチ花火フェスタが8月6日(土)に開催された。3年ぶりの花火は斜めに打ち上げる海上花火のみの演出で防風林に隠れ観覧席以外の場所からは見ることができなかった。会場周辺の密集を避けるために市は2万人の市民を招待。応募・抽選で当選者のみ入場可能とした。
第3位 オミクロン株の猛威
1月1日に千葉県はレベル移行に係る指標に基づき、新型コロナウイルス感染症を「レベル2」に移行すると発表。これは年末に千葉県で初めて感染経路が特定できない新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が確認されたことを受けての移行だった。以降、オミクロン株への置き換わりが急速に進み、1月21日からは千葉県全域にまん延防止等重点措置を適用。2月3日には全国の新規陽性者が初の10万人を突破した。
第4位 参議院選挙で自民党の臼井氏が初当選
7月の参院選では千葉選挙区で過去最多に並ぶ14人が立候補。7月10日に投開票が行われ千葉選挙区(改選数3)は、自民党現職の猪口邦子氏、自民党新人の臼井正一氏、立憲民主党現職の小西洋之氏が当選。臼井氏は元県議で2009年の衆院選千葉一区に立候補し落選、今回初当選となった。猪口氏と小西氏は3回目の当選。
第5位 中古マンション高騰率は稲毛区がトップ
全国における中古マンションの高騰率を発表した「2022年4月 全国市区町村 中古マンション騰落率ランキング100」で、千葉市稲毛区が全国トップに。第2位が埼玉県川越市、第3位が兵庫県明石市だった。
第6位 護国神社が遷座
昭和40年代に建てられた護国神社は建物の老朽化や戦没者の遺族、
戦友らにも高齢化が進み、階段を上がっての参拝が難しくなったことなどから、2月に弁天から桜木へ遷座しバリアフリー化された。
第7位 千葉市民ゴルフ場 市長杯初開催
千葉市若葉区にある千葉市民ゴルフ場において11月20日千葉市長杯が開催された。市長の冠が付く大会は初。応募多数により抽選を突破したゴルファー達が腕を競った。
第8位 JR千葉駅前「マインズ千葉」オープン
再開発が進むJR千葉駅東口を出てすぐの場所に商業施設「マインズ千葉」が11月1日にオープン。ビックカメラやサイゼリヤ、ガスト、千葉県初出店のルノアールなどのテナントも入り駅前の活性化を目指す。千葉市とビックカメラは互いの資源やノウハウを活用し地域活性化や市民サービス向上のため包括的な連携協定を10月末に締結した。
第9位 千葉市元総務局長が覚せい剤取締法違反で逮捕
覚醒剤取締法違反の疑いで千葉市元総務局長・市代表監査委員の山田啓志容疑者(61)が9月27日、神奈川県警に逮捕。28日には千葉市役所が家宅捜索された。
第10位 大学野球 千葉経済大学悲願の初優勝
4月9日に開幕した千葉県大学野球連盟春季リーグ戦で千葉経済大学(稲毛区轟町)が悲願の初優勝を飾った。優勝に王手をかけて臨んだ最終戦で中央学院大学(我孫子市)を4―2で下し創部以来初の一部での優勝、6月の全日本大学野球選手権に初出場を果たした。