いなさん団地だより②【2023年3月号】
今回は「稲三サポートの会」の活動について紹介します。
現在27名のサポーターが団地内居住者を対象に、年間約750件の会員からの支援要請 (資格が必要な場合は業者を紹介)に対応しています。会員は入会時に千円の入会金を納める必要はありますが、それ以降の利用は1時間まで5百円(ごみ出しは1回当たり50円)を支払うこととなっており、現在76名(全戸数の約1割)が会員登録しています。
次に支援内容ですが、①買い物・郵便投函②簡単な掃除③力仕事・粗大ごみ搬出④日曜大工⑤電気製品の簡単な修理⑥電球等の交換⑦病院の付き添い⑧薬受け取り⑨日常のごみ出し⑩役所手続きの介助⑪PCの調整⑫押入れ・衣類の整理⑬ベランダの整理⑭その他となっており、ごみ出し、買い物、病院の付き添い等介助、清掃、PCの調整などが依頼の上位を占めています。会員からは「車椅子で通院していたので付き添ってもらい助かっている」「高齢の親と病弱な自分との生活なので日々のごみ出しは有難い」など好評を得ています。
また現在は高齢世帯を対象とした千葉市の助成・支援制度の指定業者となった家具転倒防止器具の取り付け業者としての活動にも力を入れています。
さてそんなサポートの会で抱える問題も触れておきましょう。それはサポーターの高齢化、女性からの要望に対応する女性サポーターの不足、実働部隊の人数の少なさです。また他人を自宅に入れることを嫌い、支援を躊躇するということも見受けられます。これらを踏まえ今後は管理組合法人の活動とも連携し、活動を住民に広く告知していくことが不可欠だと考えています。 次号では若年層の取り込みを目指して開設したホームページについて述べたいと思います。
稲毛海岸三丁目団地管理組合法人
https://www.inasan-danchi.or.jp/