自転車ヘルメット着用努力義務化【2023年4月号】

４月から自転車に乗る人を対象にヘルメットの着用が努力義務化される。まずは警察官が模範を示そうと警視庁では3月22日から、すべての警察官が業務で自転車に乗る際にヘルメットを着用している。

近年、自転車による交通事故が多発し死亡に至る事故も増えているなかでヘルメットをつけておらず死亡した割合が高いことから道交法改正が改正され令和5年4月から努力義務化となった。

では市民はどう感じているのだろうか。ＪＲ稲毛駅前を自転車で通った人にヘルメット着用の努力義務化について尋ねてみた。稲毛区在住の主婦（60代）は「知らなかった。早速ヘルメットを買います」と驚いていた。会社員の男性（30代）は「努力義務化ですよね。罰則がないから今のところはまだヘルメットを購入していません」とのこと。会社役員の男性（50代）は「自分の自転車の運転は危険ではないと思うし毎日自転車に乗るわけではないので購入は考えていない」と答えた。命を守るためにヘルメットは必須ではあるが、罰則がないため、なかなか浸透しにくいかもしれない。