ラジコン船走航会~稲毛海浜公園2023.05.20~
2023/5/21
以下は 1 年前に書かれた内容です
前日まで雨が降り、実施できるか不安が募りましたが、当日は風が強いものの雨は上がり、久々に稲毛海浜公園で走航会を実施することができました。
今回は、いつもの1/200スケールのお船に加えて、1/144や1/150スケールの大型艦が揃い、大迫力の走りを披露しておりましたよ~。
衣笠さんの1/144護衛艦「はるゆき」が、架空のあったかもしれない千葉港に入港中。かっこよすぎる!マストトップのレーダーもクルクルと回転しており、遠めに見たら本物にしか見えません。
衣笠さんの1/144英空母「イラストリアス」と護衛艦(艦名を聞き忘れてしまいました)。「イラストリアス」は、軽空母といえど1/144スケールなので小型犬や子猫くらいなら乗っけて走れるくらいの大きさです。(実際乗っけている人は見たことありませんがw)
玄白くんの1/150「矢矧」と前掲の「イラストリアス」。模型ならではの時代と国を超えたコラボですなぁ。
「イラストリアス」の艦首部分をご覧ください。ひもが水面に向かって伸びているのがわかると思います。そう、これ磁石の力を利用してブイに係留しているんです。(もちろん自力で着脱可能)
詳しいやり方は割愛しますが、ラジコン船でブイで沖に停泊させるのは、RC艦船モデラー達の一つの夢といえますが、それをこの目で見ることができました!眼福であります。
この日は風が大変強く、いきなり突風が吹くので入港するのも一苦労。画像は、入港直前に猛烈な突風を食らって進路が変わり、堤防につっかえたおいらの仏巡「ラ・ガリソニエール」でございます。
なんとか入港できて一安心(;^ω^)
風が強くなると、沖で走っていた船は一目散に港に入って風と波をやり過ごします。港湾施設万歳であります。
衣笠さんの1/200特務艦「宗谷」。この船が後に日本初の南極観測船になろうとは、当時の人たちは夢にも思わなかったことでしょう。倉庫とのマッチングは見事というほかありません!
入港中の1/200スケールのお船達。しれっと、おいらが製作中の「橘丸」が写っていますね。
本当は、元気に走っている姿を皆様にお見せしたかったのですが・・・。
ほぼ同じ大きさの「宗谷」と並んで停泊する「橘丸」。向こう側には仏軽巡「ら・ガリソニエール」がいます。戦争がなければ、東京湾でこのような姿を見ることができたのでしょうか。
さてはて、おいらの新造船「橘丸」ですが、朝に大急ぎでRCメカを積み込んで、簡単な試験航海を行う予定でした。
この日はたいへん風が強かったのですが、せっかく持ってきたので風の止んだ隙をみはからって試験航海を強行!「橘丸」は、スルスルと岸を離れ、ずんぐりとした見かけに似合わぬスピードを発揮。ちょっと舵の効きが悪いものの、大きな問題もなさそうでした。
が、しかし!そこに突然の強風が吹き荒れ始め、凪いでいた水面もいきなり荒れ狂いはじめました。
「やばい!」と思い、急いで船首を風上に向けようとしたのですが、風の力で回頭できずに横風を受けたまま岸に押し返されてきました。
そして、港の突堤の先端に船体が押し付けられる形となり、脱出しようとしたのですが全く動けずジタバタもがいているうちに浸水が始まって、哀れ港の入り口で沈没してしまったのでありました。(南無~)
急いで引き揚げ、心肺蘇生を試みましたが、未だに意識不明の重体であります。
しかし、実船の「橘丸」も完成後ほどなくして徴用され、中国機の爆撃により転覆着底するも、引き揚げられて長年大活躍したのですから、おいらの「橘丸」も元気に復活してくれるものの固く信じているのであります!
で、ふと気がついたことがあるのですが、この日は奇しくも横須賀カレーフェスティバルの開催日でもありました。思い起こせば今を遡ること8年前、玄白氏の「大和」が、大観衆の目の前で非業の死を遂げたあの事件も横須賀カレーフェスタでの出来事でありました。(事件の顛末はこちら)
我々1/200艦船模型倶楽部にとって、横須賀カレーフェスタの開催日は轟沈記念日として記憶されていくことでありましょうw
さて、こちらはnaruchanさんの持ち込んだトイラジボートです。ちょこまかと港周辺の水面を走り回り、めっちゃ楽しげ!これ、改造して電池を大容量化するだけで本気で遊べる船ができますね。内臓をくり抜いて香港のスターフェリーみたいな港巡りの遊覧船でも作ったら面白そうです!
りんたんさんのスプリンガータグには、時の人が乗船!小さなお子ちゃま達の熱い視線を集めておりました。
午後の日もだいぶ傾き、夕暮れが近づいてきました。今日も一日楽しかったなぁ~♪(船沈めちまったけどw)
で結局、この後もファミレスで午後8時過ぎまでグダグダとくっちゃべっていたことは家族には内緒ですw
以上は 1 年前に書かれた内容です