香港名物「スターフェリー」を作る 01

  2023/7/16
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さてさて、前作「橘丸」を完成させてから、しばらく造船の手を休めておりましたが、そろそろお船作ろうかい!ということで、これいってみようと思います!

Meridian_Star_20110730.jpg
(著作権者:颐园新居さん、ライセンス:CC by-sa 3.0、https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Meridian_Star_20110730.jpg?uselang=ja)

前回、5月の稲毛走航会のおり、naruchanさんが持ち込んだ小型トイラジボートを見て以来、作ってみたくなっちゃたのがこれであります。

やっと港湾の施設もそろってきたので、やはり港巡りの遊覧船がほしくなるってのが人情ってもんですわい。
港巡りの遊覧船といえば、世界的にも有名なのが今回のモチーフである香港の「スターフェリー」でありましょう。おいらは、香港には行ったことがないのですが、いつかは乗ってみたい乗り物ですな。
そんなわけで、製作記いってみましょう♪
スケールは、いつもの通り1/200!ただでさえ小さな「スターフェリー」をこのスケールで作ると、全長約16㎝!となり、RC船としては最小の部類となりそうです。
とりあえず、アマ〇ンから届いたばかりのトイラジボートをザシュッと解体♪
なんか最近、既製品を買っても届いた瞬間にバラバラにしてばっかりいる気がしますw

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内臓をきれいに抜き取って、100均で買ってきたスタイロフォームで作った船体のベースに合わせてみます。
うんうん、これならなんとか積めそうです。
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一度船体をバラバラに分割し、カッターで切り込みを入れて、船体内部にメカ搭載のための空間を確保します。
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画像のバッテリーはオリジナルのもので、小型のトイラジによくある送信機から充電する方式のものでした。容量は90mAhで、約5分の走航が可能とのことでした。
今回は、船内スペースに多少の余裕があるので、ドローン用の小型リポ(容量380mAh)に換装しちゃいます。
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やすりで船体を成形&整形したのち、水性ウレタンニスを厚めに塗布します。こうすることで、油性の塗料や有機溶剤を含んだ接着剤やパテが工作に使えるようになります。
画像は、0.5ミリ厚のプラ板でブルワークを取り付けたところです。船体との接着は、ゼリー状の瞬間接着剤を使用しています。
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キャビン(客室)の製作にとりかかりました。底の浅い船体の上に2階建てのキャビンなので、トップヘビー必至です。できる限り軽量化を心掛けながら作ります。
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たいへん厄介なことに、船体の両端が若干反り上がったデザインなので、この模型でも2㎜ほど持ち上げてみました。
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キャビンのメイン素材は厚めのケント紙です。
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開口部がたくさんあるので、内部のベンチもそれとなく再現。実物は可動式の背もたれがついているようですが、軽量化のためオミットしました。
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煙突も取り付けて、大体の形がでてきました。いい感じに落ち葉みたいな「スターフェリー」感がでております。
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参考のために、現地の画像を見まくっていたら、香港に行きたくてしょうがなくなってきましたぞいw



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