期間限定! 納涼「ブルーサマーつけ麺」で千産千消 食を通じて千葉の地域活性化を目指す「千葉らぁ麺」(中央区)

  2023/9/1
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ちばとぴ!グルメ部です。

「おいしく食べて暑い夏を乗り切ろう!」というコンセプトで、「いなげの浜」「検見川の浜」「幕張の浜」「千葉みなと」「蘇我」の海辺エリアで「エモいぃ~ブルーフードキャンペーン」が実施されています! 
海辺をもっと活性化しようと市観光協会が主催する企画。

アリオ蘇我(千葉市中央区)のフードコート内にある「千葉らぁ麺」では、企画にちなんで「ブルーサマーつけ麺」があると聞き、興味津々、お店に取材させていただきました!

鳳神ヤツルギともコラボ! 千葉を応援するラーメン屋さん

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アリオ蘇我のフードコートに店を構えて12年。フェスなどの音楽イベントにも出店することもあります

「千葉らぁ麺」は、2011年にアリオ蘇我のフードコート内にオープン。
地元の人々に親しまれて12年が経ちますが、同店には3つのこだわりがあります。

定義一「千葉県産の醤油を使用する」
-「宮醤油・ヤマサ醤油」を使用

定義二「千葉県の製麺所を使用する」
-「有芽小麦」を使い、「藤代製麺」を使用

定義三「千葉県産の野菜を使用する」
-「ながいきねぎ」を使用

県の地域活性化を目的として「千葉県の新たな魅力を全国に向けて発信する活動」を続けています。

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すべての麺は、花見川区検見川町の藤代製麺の協力で作ったオリジナル

どんな活動かというと、東日本大震災復興支援イベント「まるグル」の参加をはじめ、「千葉県応援プロジェクト」ではお店の垣根を越えたコラボ、いすみの米を使ったメニュー開発、千葉大学発ノンメタポークを使ったコラボ企画、新たな魅力を発見するイベント「千葉ハレノ万博」の企画参加、千葉ご当地ヒーロー「鳳神ヤツルギ」とのコラボ企画、そして2019年の台風15・19号で被災された方を応援する「千葉県復興応援ラーメン」の開発などなどとにかく、千葉を活性化させようという思いがいっぱいの熱いラーメン屋さんなんです。

店舗はアリオ蘇我のみですが、千産千消で、千葉を応援するその心意気がお客さまに伝わっているようで、常連さんは、「今度は何するの」と新たな企画やコラボを楽しみにしているようです。

期間限定で食べる! 映える! 青いつけ麺

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「ブルーサマーつけ麺」は、スープあっさりが900円、スープこってりが1000円

そんな同店が今回、千葉市観光協会の企画に参加してメニュー開発したのが、「ブルーサマーつけ麺」です!

海をイメージした「青いもの」をテーマに作られました。
千葉市花見川区にある「藤代製麺」の協力のもと製作した麺は、クチナシの実で青くして、モチモチ食感仕上げに。

(余談ですが、ふと思い出したのが、夏のそうめん。白い麺の中に数本だけピンクとかグリーンの麺が混ざっているとラッキー~と喜んだ記憶が。青い麺はそんな感覚を彷彿とさせるのか?)

「あまり青いとお客さまが引いてしまう可能性もあると、最初は控えめな薄い青だったのですが、もっとインパクトのあるものに、という観光協会の方からの攻めた要望で思い切った青色に仕上げました」とイベント事業部の小林秀匡部長。
試行錯誤を繰り返し出来上がったのが「ブルーサマーつけ麺」です。

スープは、あっさりしょうゆベースとこってりとんこつベースの2種類。

タマネギ、刻みチャーチュー、太いメンマがトッピングされたスープを味わってみました。
しょうゆベースは、クセがなく、濃い口のしょうゆなので麺によく合います。
これはお子さまにもおすすめの味。

とんこつベースは、豚骨と野菜がとけた濃厚スープですが、背油がないので、思いのほかこってり感はなく、ちょっと胃もたれが気になる方でも完食できます。

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もっちりとうどんのような麺。味は通常の麺と変わりません

青色の麺は何か味がついていると思われがちですが、まったくクセのないモチモチ食感のシンプル麺。「青」で納涼感を醸し出すというだけの演出なので、スープの味を邪魔せず、いずれのスープとも相性よくからみます!

「キワモノだけど、思いを込めて真面目に作っています! これをきっかけに千葉らぁ麺を気にかけてもらえればうれしい」と小林さん。

映えな「ブルーサマーつけ麺」は、9月18日(月曜日)まで味わえるので、ぜひ夏の思い出に味わってみてはいかがでしょうか?

「ブルーサマーつけ麺」の青い麺を茹でているところです!

一番人気は千葉産しょうゆをブレンドした「醤油らぁ麺」

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「醤油らぁ麺」はチャーシュー、卵など全部トッピングされた特製らぁ麺が1000円

ブルーな麺だけではなく、定番ラーメンももちろんあります。

一番人気が、あっさり「醤油らぁ麺」。
富津市の「宮醤油」と銚子市の「ヤマサ醤油」をブレンドしたにごりのない透明な清湯(チンタン)スープです。

若干甘味のあるスープは、ヤマサ醤油が味のバランスを作り、宮醤油が味をしめる役割をしているとか。
配合などにとことんこだわったしょうゆラーメンです。

野菜や鶏・豚骨でだしをとったまろやかなスープで食が進みます。
卵麺でほんのりとした甘みがある優しい麺。
しょうゆの香ばしさもトッピングされ、間違いのない定番ラーメンです。

「味噌らぁ麺」は、県産のみそや牛乳を使った千葉の味

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「味噌らぁ麺」は全部トッピングの特製らぁ麺が1100円

もう一品、人気の「千葉味噌らぁ麺」を提供してもらいました。

こちらは、佐倉市の「ヤマニ味噌」を使用。

3種類のみそを混ぜ合わせたオリジナルみそで作るラーメン。これまた県産の牛乳を使ってまろやかなとろみを出しています。

スープを飲むと、少し魚介の味がしたので聞いてみたら、オイスターソースやホタテのだしが隠し味になっているそうです。(隠し味だけど隠してないところが好まし~)

しょうゆラーメンの麺より、みそに合う少し太めの麺。
コクがあるけど、くどくなく優しいみその味が染みてきます。
日本人で良かった! と思えるラーメン。

サンショウを少し入れて味の変化を楽しむのもツウの食べ方だとか。

みんなが笑顔になれる「らぁ麺」親しまれる存在に!

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定番のメニューの他に、季節限定やコラボ企画などの期間限定メニューもあるので要チェック!

いずれのラーメンも、なんと大盛り無料!!

なぜそんな太っ腹なことを…とたずねてみると、小さなお子さんを持つお母さんが、大盛りを頼んで子どもとシェアできるようにというさりげない心遣い。

「最後まで食べておいしかった」と思っていただけるラーメン屋さんでありたいという小林さん。
フードコートで小学生の兄弟が仲良くラーメンをすする姿を見つめながら、「こういう風景がうれしい」と目を細めていました。

フードコートの一角にあるラーメン屋さんですが、千葉への思いはどこよりも深い!
ソウルを感じる「千葉らぁ麺」でした。

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子どもたちに人気の千葉みなとのキャラクター「チバミナコちゃん」もびっくり!のブルーサマーつけ麺!

千葉らぁ麺
電話:043-208-1616
住所:千葉市中央区川崎町52−7 アリオ蘇我1階フードコート内
営業時間:10:00-21:00 (ラストオーダー20:30)

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