吉井ロッテ下剋上ならず【2023年11月号】

  2023/11/1
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以下は 1 年前に書かれた内容です

千葉ロッテマリーンズはパ・リーグ2位でクライマックスシリーズに進出。ファーストステージで3位の福岡ソフトバンクを2勝1敗で退けファイナルステージに駒を進めるも優勝したオリックスに1勝4敗で敗退。10年以来の日本シリーズ進出はならなかった。ファーストステージでの劇的な勝利の勢いをもって臨んだが、オリックスとの投手力の差に泣いたシリーズになった。

吉井続投発表、来季の課題は投手力

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レギュラーシーズン最終戦、敵地仙台での東北楽天戦で左腕小島が10勝目を上げ、福岡ソフトバンク、東北楽天との激しい三つ巴のクライマックスシリーズ進出争いを2位浮上という最高の形で締めくくり、クライマックスシリーズファーストステージを地元で戦う権利を得た。 その初戦、福岡ソフトバンク戦の先発に1カ月ぶり登板の佐々木朗希投手を起用した。

初回先頭打者荻野のホームランと先発佐々木が序盤3回をパーフェクトに抑える好投を見せ、勢いに乗ったマリーンズが快勝。2戦目は福岡ソフトバンク有原の前に打線が沈黙。雪辱を許し運命の第3戦を迎える。

勝った方がファイナルステージに進出するという緊迫の中、試合は0対0のまま延長戦に突入。10回表福岡ソフトバンクが周東、川瀬、柳田の3連続タイムリーで3点を先取。重苦しい敗戦ムードが漂う中、諦めないマリーンズファンの声援を受け角中、荻野が連続安打で無死一・二塁とする。続く藤岡が初球を振り抜くと打球はマリーンズファンで埋まるライトスタンドへまさかの同点3ランホームランでムードは最高潮、そして二死一塁から今度は安田が劇的なサヨナラタイムリー安打を放ち大逆転勝利。2年振りのファイナルステージ進出を決めた。
 
パ・リーグを3年連続で制したオリックスとのファイナルステージは、初戦相手エース山本を攻略、序盤を優位に進めたが投手陣が粘れず逆転負け、続く第2戦はファーストステージの再現のような最終回の鮮やかな逆転で勝利、しかしその後はオリックスの強力な投手陣の前に打線が沈黙。第4戦は完封負け、第5戦も藤原、ポランコのソロホームランで2点を返すのが精一杯。1勝4敗(アドバンデージ含)で敗退し23年シーズンが終了した。すぐに吉井監督の続投が発表されたので来季の巻き返しを期待したい。

以上は 1 年前に書かれた内容です
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