稲スポ【2024年2月号】スポーツセンター体育館 28年建て替えオープン
千葉県は千葉市稲毛区天台町の千葉県総合スポーツセンターにある総合体育館のリニューアル工事の基本設計をまとめた。「ジュニアからシニアまでの全ての年代の競技スポーツの一大拠点」とすることを基本コンセプトとし、2028年度中のリニューアルオープンを目指す。
全世代の競技スポーツの拠点へ
新体育館の広さは延べ床面積で約1万950㎡。バスケットボールのコートが4面取れる大きさになる。また各種大会が行われる時には選手は1階で観客が2階と、人の動線を別にする設計で、スムーズな入退場が出来るようになる。
観客席は約2千500席、車いす席が32席用意される。屋外には選手のウォーミングアップや食事するスペースも設けられ、併せて多目的広場も設置する。
現在の体育館は老朽化に加え、2019年の房総半島台風の時に屋根や一部外壁などが壊れ、使用出来ない状態が続いていたため建替えが決まった。2024年度に解体工事に着手し、2025年度に建設工事を始める予定で建設費は約107億円になる。詳細は県HPで。
千葉経大附女子バスケ2年連続全国8強
昨年末に行われたウインターカップ全国高等学校バスケットボール選手権に千葉県女子代表として2年連続で出場した地元稲毛区の千葉経済大学附属高は昨年に続きベスト8に進出する活躍を見せたが、準々決勝で札幌山の手高(北海道)に敗れ悲願の全国制覇はお預けとなった。
初戦は夏のインターハイ8強同士の対戦となった精華女子高(福岡)に72―62で勝利。続く2回戦でも明星学園高(東京)を100―80と圧倒、勢いに乗った3回戦では序盤から接戦になるも坂口彩花選手の17得点13リバウンドの活躍もあり74―64で土浦日大高(茨城)に勝ち2年連続でベスト8進出。準々決勝は昨年と同じカードとなった札幌山の手高が相手。地力で勝る札幌山の手高が終始千葉経大附高を圧倒、95―54の大差で敗れ昨年の雪辱はならなかった。しかし2年連続の8強入りは地元稲毛区にとっては明るい話題であり、全国制覇への地盤固めとなる戦績となった。
千葉スカイセイラーズが今季の誓い
千葉県初のプロ野球独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」が先月13日に船橋市内でスポンサー向けの親睦新年会(パートナー会)を開催した。
これは選手とスポンサー、関係者との親睦の場として行われ、新入団選手の紹介や2024シーズンの展望などが発表された。今季は、昨季所属したベイサイドリーグは離れたが、来年度正式加盟を目指すルートインBCリーグのチームや各地の独立リーグのチーム、さらには巨人や西武などのNPBファームチームとの交流戦を約80試合程度行う予定だ。
席上で杉山代表は「初年度で平山選手が巨人入りし、リーグに属さないで戦う今年は非常に大事な年。有望な新入団選手も多いのでしっかりと戦っていきたい」と今季の展望と抱負を語った。