京葉カントリー倶楽部で恒例のチャリティゴルフ開催【2024年7月号】
更生保護施設や福祉施設など3団体に寄付
先月3日(月)に京葉カントリー倶楽部(千葉市若葉区多部田町802)にて「第15回KEIYO CHARITY GOLF」が開催された。
このチャリティゴルフは、京葉カントリー倶楽部フェローシップ・エチケット委員会とNPO法人にこにこ稲毛の共催で行われている毎年恒例のゴルフイベントだ。同ゴルフ場の休場日を利用し、参加費の一部をチャリティに回す目的で続けられており、法務大臣から毎年感謝状を贈られている。
今年は157名のプレイヤーが参加。チャリティに充てられるプレー代から必要経費を除いた83万4千円が、市内の更生保護施設や福祉施設など3団体に寄付された。これまでの開催は計15回で、寄付金を通算すると1千300万円以上になるという。
イベント当日、会場には寄付金を受け取る施設が各ブースを設け、寄付金がどのように活動に役立てられるか、チャリティの参加者が知る機会としている。「社会福祉法人つどい」が運営する「知的障碍者施設あやめ」と「社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会・らいおん工房」は、施設の利用者たちによるハンドメイド小物を販売。刑期を終えた人に対して社会復帰のための支援を行う「更生保護法人千葉県帰性会」はパネル展示等で活動を紹介した。
今年初参加したという都内在住の30代女性は「毎年、予約開始後すぐ埋まってしまうほど人気なので、これまではキャンセル待ちで参加できなかった。今年は知人から声をかけてもらい、やっと参加できたのでうれしい」と笑顔。毎年参加しているという千葉市在住の60代夫婦は、「二人で参加してもう10年になる。いろいろなチャリティがあるなかで、寄付金がどう使われるか、施設の方々と会って直接知ることができるイベントは貴重。みなさんの活動を応援したいと思い、手作りの小物を家族分購入させてもらった」と話した。