6月1日は「千葉開府の日」千葉開府まつり2024開催【2024年7月号】
千葉市のまちとしての歴史は1126(大治元)年6月1日に、千葉常重が現在の中央区亥鼻付近に本拠を構えたことで始まった。そして、2026年6月1日は「千葉開府900年」。この節目の年を迎えるにあたり、市民への認知と興味や関心を高めてもらうため、千葉市では様々なイベント等の取り組みを行っている。
そのひとつとして「千葉開府の日」である6月1日と、翌日2日に、本町公園(中央区本町3丁目5)にて「千葉開府まつり2024」が開催された。
初日の開会式では、神谷俊一千葉市長が挨拶。また、甲冑をまとった千葉市出身のBMX(バイシクルモトクロス)レーサー、長嶋凌選手が登場し、アクロバットな技を披露した。長嶋選手は、千葉市立宮崎小学校出身で、千葉県立幕張総合高校を卒業、神田外語大学に在学中。これまで4度日本代表として世界選手権に派遣され、最高でベスト32の結果を残している。2021年度はジュニアエリートとして全日本選手権2位、JapanCup優勝。2022年度からはトップカテゴリーのエリートクラスに参戦し、パリオリンピック出場を目指す。
そしてメインステージでは千葉商業高校吹奏楽部の演奏、お笑いコンビ・オズワルドが千葉市の魅力を語るなど、バラエティに富んだ出演者たちが会場を盛り上げた。
2日目は和太鼓道大塚による和太鼓演奏、マリーンズダンスアカデミーによるチアダンス、千葉大学クイズ研究会「ミルフィーユ」によるクイズ大会と、市内で活躍する団体のパフォーマンスが披露された。そのほか、会場内を回って挑戦する「デジタルクイズラリー」や、甲冑の着付け、ダンボールペインティングなどの子供向けのワークショップなども開催。千葉のグルメを堪能できるキッチンカーの出店もあり、多くの来場者が楽しんだ。
なお、同時開催予定だった「ちばかわまつり都川」は、当日にかけて、台風1号の通過が予想されたため、安全面を考慮し両日の和船乗船体験などは中止となった。