千葉スカイセイラーズがチャリティーマッチ開催【2024年8月号】
2024/8/1
千葉県初のプロ野球独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」は先月3日から4日間にわたり北陸地域への遠征を実施、令和6年能登半島地震チャリティーマッチとして独立リーグ「日本海リーグ」所属の「富山GRNサンダ―バーズ」、「石川ミリオンスターズ」と交流戦を行った。
北陸遠征で交流戦 日本海独立リーグ石川、富山と熱戦!
この遠征は千葉スカイセイラーズ代表の杉山慎氏が以前、富山、石川と同じリーグに所属していた「福井ネクサスエレファンツ」の代表を務めていた縁で実現、福井市、金沢市、富山市の3会場で計4試合が行われた。
福井で行われた遠征初戦は故障明けの入口投手(21)が先発。22年には富山に在籍していたこともあり古巣相手の復帰登板になった。試合は敗れたが両チームファンからの声援が印象深かった。翌日の第2戦は左腕の小豆畑投手(24)が1失点の好投で初の完投勝利。場所を金沢に移して行われた第3戦は岡本投手兼任コーチ(27)が先発、粘りの投球を見せるも打線が振るわず惜敗、そして富山での最終戦は序盤6失点するも打線が終盤に爆発し逆転勝利、北陸遠征を2勝2敗で終えた。
試合後千葉スカイセイラ―ズ代表の杉山氏は「今回、北陸遠征で富山、石川、そして福井の皆様には大変お世話になりました。来年以降もこのチャリティーマッチを行って、少しでも被災された方々の力になれればと思います」とコメント。杉山氏は1月の地震発災直後にも個人的に石川県へ自ら向かい援助物資を届けており、この地域への思いは強く今回のチャリティーマッチに繋がった。試合当日に会場で集まった義援金は、日本海リーグの瀬戸代表、日本赤十字社を通じて被災した地域に寄付された。