コラム キキミミポスト「助成金で雨水貯水槽を買いました」Byオハラ キキ【2024年8月号】
我が家では、この春、助成金を使って庭に雨水貯水槽を設置しました。雨どいから落ちる水をタンクに接続して貯水するもので、飲料水にはなりませんが、水まきに使ったり災害時には生活用水として活用できるので安心です。
自治体の助成金は個人で使えるものもあります。私の住んでいる自治体では200Lの雨水貯水槽を設置した場合、1万2千円の助成金が出ます。商品代金が2万4千円程度だったので、半額補助してもらったことになります。申請には書類を書いて役所に提出しなければならず、ちょっと面倒に感じますが、それだけで1万2千円いただけるとなれば、がんばれるというものです(笑)。
ちなみに、千葉市の雨水貯水槽設置の助成金を調べたところ、200L以上の設備だと、なんと私の住む自治体の倍以上、2万5千円の補助が出るとのこと。うらやましい限りです。こうした助成金も市民サービスのひとつですから、さすが政令指定都市だなあと思いました。ただし、千葉市内全域が対象になるわけではなく下水道を使用している区域、または今後使用できる区域内に限り助成の対象となるそうです。
さて、雨が降ると貯水槽に雨水がどんどん溜まって、晴天の日の水やりには、雨水だけで済むことがうれしいです。水道代を気にせずに花壇や家庭菜園に思いっきり水やりができますし、庭作業で使った泥だらけの衣類など雨水でジャブジャブ洗ったり、網戸や窓掃除に活用したりとエコでありながら節約できる生活に大満足。
ほかにも、私が最近活用した助成金は、生ゴミを肥料にするコンポストです。こちらは市の指定販売店で購入の際に手続きすれば、購入金額からその場で助成金分を引いてくれるので役所に申請書を出す手間もなく簡単でした。コンポストの助成金額は2千円。ちなみに千葉市は4千円です。やはりこちらも私の住む自治体の倍ですね。
「助成金ってなんだか難しそう」と敬遠しがちですが、役所の方が親切に教えてくれるので大丈夫。この先も光熱費は値上がりするでしょうから節約生活にもぜひ活用したいものです。