Z世代に「エモい…」と人気の昭和遺産とは【2024年9月号】

  2024/9/5
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デジタル技術の急速な進化により、影を潜めていたフィルムカメラが若者を中心に再び脚光を浴びている。フィルムカメラは1970~1990年代にかけて、一眼レフカメラをはじめとする高性能モデルが数多く登場したことを機にカメラファンの間に定着。90年代後半には出荷台数もピークを迎えるが、その後登場したデジタルカメラの影響で市場が急激に縮小衰退した。 

そして高性能なデジタルカメラや、簡単に高精細な写真を撮れるスマホの普及で写真そのものの価値観に変化が生じ、写真は現像してアルバムに貼るものではなく、スマホの中で手軽に楽しめるものへと変わっていった。

しかし現代の写真文化で育った若い世代の人たちが、フィルムカメラで撮った味わいのある写真、現像に至る手間のかかるプロセスが今風に表現すると「エモい」らしく、人気が再燃している。稲毛区小仲台のカメラ専門店「ぷりんと工房」の中川店長は「ここ数年、若い方が中古のフィルムカメラを探しにきます。このブームでフィルムも足りなくて困っています。嬉しい悲鳴ですけどね」と話す。

デジタルカメラが当たり前の時代、古き良き写真文化の再来でフィルムカメラの価値も高騰している。
「ぷりんと工房」ではあなたがお持ちの古いカメラを高値で買いとってくれるのでそのようなカメラをお持ちの方、是非相談してみてはいかがでしょう。

ぷりんと工房 小仲台店043(207)6950

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