映画「ゴジラ-1.0」にちょっとだけ出てきた特務敷設艇「片島」のラジコンを作る!その1

  2024/9/29
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はいはい、久々の更新となってしまいましたが、色々作っとるでありますよ~。
まずは、「高雄」の方ですが主砲の砲身パーツを手に入れるために一時中断中です。
その間、ぼけ~っとしとるのも時間がもったいないので、映画「ゴジラ-1.0」にちょい役で出てきた特務敷設艇を作ってみました~。

この船は、映画の予告編にもちらっと映っており、艦船マニア達は「測天級⁉まさかこんなマニアックな船まで登場するのか⁉流石すぎるぜ山崎監督♡」と色めき立っていたのでありますが、本編内でも東京湾封鎖作戦を見事に失敗するなど、物語の進行上とても良い仕事をしてくれました(笑)

それでは早速、この謎の測天級を1/200スケールでラジコン化しちゃいましょう♬
まずは、船の特定からですが、目を皿のようにして本編で確認すると、舷側に「KATASHIMA」と書かれていました。
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調べてみると、「片島」は舞鶴で1917年に建造され、終戦時は九州の佐伯で残存していたとのこと。
ふむふむ、ゴジラに登場していた測天級は、「片島」で間違いなさそうですな。
で、全長は45.7m(垂線長間)とのことなので、メカは小型のトイラジから移植。船体は紙船工法で行ってみようと思います。

まずは、発泡スチロールをカッターで切ったり、紙やすりで削ったりして船体のコアを作成します。
成形が終了したら、薄い和紙を木工ボンドを水で希釈したボンド水溶液で貼り付けていきます。これは、この後貼る厚紙がコアから剥離しないために必要な下地になるのだそうです。
画像は、和紙の下地処理まで終了したところ。
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敷設艇なので、船体後部の幅が広く船尾の処理が難しいぃぃっ!
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第1層の貼り込み。湿らせた工作用紙を縦方向にくるむようにして貼り込んでいきます。
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おいらはメンテナンス性を重視しているので、甲板はパかッと全部外れるようにしていますが、防水性を重視するなら、甲板まで一気に貼り込んでしまい、メンテナンス用の開口部を設けるやり方もあります。
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第2層は、横方向に長めの工作用紙を貼り込んでいきます。最初は苦労しますが、慣れると現物合わせでサクサク作業できて気持ち良いです。
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第2層の貼り込みも終了した船体。
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複雑な形状の船尾周りも何とか貼り込めました。
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船体が乾いたら、発泡スチロールのコアをバリバリと掻き出してしまいます。
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これも慣れると、大きな塊をスポンッ!と取り出せるようになり、ストレス解消になるくらい気持ち良いです♪
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出来上がった紙製モノコック船体に、サラサラ系の瞬間接着剤を染み込ませたのち、FRPを流し込んで硬化させます。その後、サンディングシーラーを4度塗りしてからサンディング。すると、ごらんのような耐水仕様の船体が出来上がります♪
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舷側に1㎜角のプラ棒を接着して船体強度を高めます。
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乾燥後の船体の反り等もみられなかったので、メカ積み作業に移ります。
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こんな調子で、サクッと一船体作っちまいました。次回はメカ積みと上部構造物製作のご紹介です~。

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