今年も「縄文土偶雛展2022」開催中!
こんにちは!
千葉県在住パーカッショニスト松本ちはやです。
毎年、市役所や区役所などでご好評を頂いていた加曽利貝塚土器づくり同好会による土偶雛展が、今年は同好会活動拠点のすぐお隣、加曽利貝塚縄文遺跡公園内の「旧大須賀家住宅」にて開催中です。
3月中旬ごろまでの展示となるようですので、加曽利貝塚縄文遺跡公園へ是非行ってみてくださいね〜!
まずはドーンと全体像をご覧ください!
沢山の土偶や土器が可愛らしく雛壇に並んでいます。
桃のお花もあり、節句を感じますね〜。
サムネ画像にもしましたが、やはり一際目立つのはお内裏さまの仮面の女神と、お雛さまの縄文のビーナス。
どちらもとても立派な出来栄えでまさしくこの上段にピッタリですね〜!
土偶は妊娠した女性をかたどったものが多いと言われているので、お雛様とお雛様なのかもしれませんが、ジェンダーレスな時代ですし、この二体の立派な土偶が一体何を表しているのか、表現しているのかは縄文人のみぞ知るところです。
体育座りの格好をして、胸の前で両手を合わせて指を組む特徴的なポーズのこの土偶は、青森八戸出土の合掌土偶。
面白い表情をしていますが、お顔は仮面をかぶっているという説もあるそうです。
縄文人も体育座りをして、手を合わせて、お祈りしたり、ごはんを食べたりしていたかもしれませんね。
1番下の段には小さな縄文太鼓も飾られています!
同好会の人がいる時はもしかしたら少し叩かせてもらえるかも?しれません。
有孔鍔付土器はお酒を作るために作られたのか、それとも木の実を保存するために作られたのか、はたまた太鼓のために作られたのか。
土器の上部には紐が通るくらいの小さな穴が空いています。
ゆるキャラにも居そうなくらい可愛らしい動物の土器もありました。
豚かな?
猪かな?
熊かな?
大きなお口を開けていますが、かわいらしいフォルムの土器です。
今回ご紹介した縄文土偶雛は、加曽利貝塚土器づくり同好会の活動場所のすぐお隣、「旧大須賀家住宅」内に展示されています。
水、土、日は同好会活動日ということで土器づくりの様子もご見学できます。
加曽利貝塚博物館では企画展も開催中です。博物館と併せて、是非ご覧ください〜!
加曽利貝塚土器づくり同好会
https://jyomon-doki.wixsite.com/dokokai
加曽利貝塚博物館
https://www.city.chiba.jp/kasori/index.html