千葉彩景☆日本最小の鷹の一種、雀鷹(ツミ)【稲毛新聞2025年7月号】

  2025/7/3
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 7月の二十四節気は「小暑」と「大暑」、文字通りいよいよ暑さ本番です。
「小暑の末候の時期は鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」と云われ、鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃という意味です。鷹と云えば、ことわざ「能ある鷹は爪を隠す」はあまりにも有名ですね。
 
 この頃、都市公園等でよく見られる雀鷹(ツミ)と呼ばれる日本最小の鷹の一種をご存じでしょうか。

 大きさはハト位ですが、主食は小型鳥類で猛禽類の一種。以前は幻の鳥と呼ばれていたそうですが、近年は千葉市内でも住宅近隣の都市公園や神社の森でしばしば見ることができます。鳴き声は「キーッ、キッキッ」と太く大きく、ツガイが協力し巣作りし雛を育てます。写真はツミのツガイ。左が雄、右が雌です。

(文・写真/森口晃、千葉市内で撮影)

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