千葉の新たな地域スポーツコミュニティ 千葉ドット誕生【稲毛新聞2025年8月号】

  2025/7/31
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 千葉県を中心に医療・福祉事業を展開する株式会社ドットライン(本社:千葉県千葉市)がセミプロバレーボールリーグ「Vリーグ」所属の「千葉ZELVA」の経営権を令和7年4月1日付で取得、それに伴いチーム名を「千葉ドット」に改称し、リブランディングと新体制の記者発表を行った。

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 千葉ドットは千葉市を本拠地とし、クラブチームとして2012年創設され、千葉ゼルバとして地域リーグやVリーグへとその戦いの舞台を移しながらバレーボールを通じて地域との共生を図ってきた。19年に「千葉ZELVA」に改称、Vリーグのライセンスを取得し参戦、V3リーグで2020~21シーズンに準優勝し、21~22シーズンはV2リーグに昇格した。昨季は再編されたVリーグに参戦している。
 
 新チーム千葉ドットは地域の一人ひとりの挑戦を応援する「ドリームコミュニティ」として地域との絆を発展させ、バレーボールを起点に夢を地域に生み出し、それに向けてのチャレンジを支えるコミュニティを形成するのが狙い。チームが「ファンから応援される」ではなく、「ファンや地域を応援する」クラブと位置づけることで、本当の意味でファンとの双方向的な関係性をつくり、地域に根づき、地域に必要とされる存在を目指す。
 
 また、プロバスケットボール「千葉ジェッツ」の創設者でJリーグ「アビスパ福岡」の副社長などを歴任した梶原健氏がCOO最高執行責任者に就任、戦力として元日本代表の手塚大選手が新加入するなどチームの体制は整ってきた。
 
 千葉県には千葉ロッテマリーンズ、千葉ジェッツ、来季B1に昇格するアルティーリ、そして本紙でお馴染みの千葉スカイセイラーズなど地域と共に歩むプロスポーツチームはいくつか存在するが、また新たに地域の顔となるようなチームの誕生に地元の期待は大きい。

梶原健COO
「このたび、千葉ドットという新たなクラブの船出に参画できることを大変光栄に思います。私自身、これまで様々なスポーツチームの立ち上げやリブランディングに携わってきましたが、千葉ドットでは『ドリームコミュニティ』という新しい価値観のもと、ファンや地域の皆さまと一緒に千葉から新しいスポーツ文化を創造していきたいと考えております。これからの千葉ドットに、ぜひご期待ください」

株式会社ドットライン 代表取締役 垣本祐作
「千葉ドットは、私たちドットラインが培ってきた医療・福祉の経営ノウハウと、千葉ZELVAが持つスポーツの力を掛け合わせ、これまでにない形で地域貢献を加速させてまいります。これまでチームを支えてこられたファンや地域の皆様の想いをしっかりと受け継ぎ、共に新たな歴史を創り上げていく所存です。どうぞ、これからの新しいチームにご期待ください」

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