独立プロ野球と高校生の異色コラボ【稲毛新聞号外】

  2025/8/29
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 稲毛区轟町の千葉経済大学附属高校の商業科の生徒たちが授業の一環として千葉県初のプロ野球独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」の試合に企画から運営まで携わった。同校としては初めての試みで球団としては昨年の船橋市立船橋高校商業科とのコラボレーションに続き2度目。

千葉経大附属高商業科が企画主催 

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 千葉経済大学附属高校とのコラボは自然な流れだった。商業教育を起源とし普通科、商業科、情報処理科を有する同校、特に商業科の生徒にとっては実社会においてビジネスを学ぶ機会は貴重。生徒が「模擬株式会社」を設立し、今回の試合を企画運営することは、社会に出てから役立つことはもちろん、プロ野球独立リーグという独自性をもった業種に触れることでその視野は広がる。

 それは地域との共生を掲げる千葉スカイセイラーズにとっても絶好の機会であり、社会貢献の観点からしても有意義なことだろう。また今年3月卒業の吉田尚弘が今季スカイセイラーズに新たに入団したこと、2015年卒業の岡本直也投手兼任コーチが在籍しているのも両者のコラボレーションを後押しした。

OB岡本、吉田が躍動

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 試合は今年新装オープンとなった国府台スタジアム(市川市国府台)で先月8日に行われた。相手はルートインBCリーグ(千葉も準加盟)の神奈川フューチャードリームス。来季千葉が本加盟でリーグ戦参戦となればライバルとなる強豪だ。
 
 当日は直前の豪雨で天候が心配された中、商業科生徒がチケット販売や会場案内、模擬店などを担当、ブラスバンド部も大挙して応援に駆け付けた。またチーム公式チアリーディングチームともコラボするなど様々な演出で試合を盛り上げる。特に集客に課題を残す独立リーグの試合においてブラスバンドの演奏、スタンドからの大声援は選手を勇気づけたのではないか。試合は様々な演出の後押しもあり、同校OBの先発岡本が8回1失点の好投で勝利投手、吉田も攻守に活躍、相手の神奈川も吉田と同級生だった福井聖理投手が登板しまさに「千葉経済デー」。

 試合終了後のヒーローインタビューでは生徒がこの日のヒーロー岡本投手にインタビュー、最後は全員で記念撮影。この日の試合は千葉経済大学附属高校、千葉スカイセイラーズ双方にとって大きなメリットと共に、社会と教育の地域共生の可能性を体現したイベントとして、今後の可能性を期待させるコラボレーションだった。

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