「千葉ジェッツふなばし」から子どもたちへ本のプレゼント、ブックドライブで集めた児童書を児童ホームなどで活用
4/29(金)「千葉ジェッツふなばし」から子どもたちへ本のプレゼント
ブックドライブで集めた児童書を児童ホームなどで活用
プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」(以下、千葉ジェッツ)から船橋市へ児童書などが贈られることとなり、坪井児童ホーム(船橋市坪井町755-4)で4月26日、寄贈式が行われた。
今回、船橋市とホームタウン協定を締結している千葉ジェッツが、地域貢献活動の一つとして児童書など294冊を寄贈。坪井児童ホームが代表して受領、船橋市の児童ホーム21館などへ分散寄贈される。絵本が中心で、小学生向け、中・高生向けの本も含まれる。
児童ホームでは来場の母親が子どもに本を読み聞かせたり、一緒に読んで楽しんだりすることが多いという。これらの本は、千葉ジェッツの社会的責任活動「JETS ASSIST」の一環として行っている「ブックドライブ Supported by モンスター ストライク」で集められたもの。
「ブックドライブ」は、千葉ジェッツのホームゲーム時に、来場者やファンから読まなくなった絵本や児童書などを寄贈してもらう、新しい読み手に届ける地域貢献・SDGs に関する活動。
今回の取り組みは「コロナ禍でがんばっている子どもたちにエールを届けたい」というジェッツの熱い思いが込められ、寄贈された本には、チームマスコット「ジャンボくん」のシールが貼られている。
千葉ジェッツ渉外チームの矢島博文さんは、「地域に根ざしたチームなので、地域の活性化に少しでも貢献したい。昨年より始めた『ブックドライブ』は、年2回の実施を目指している。ファンの皆さんの協力をいただいているが、一体感が出て充実感も共有できて非常によい」と話す。
寄贈式には千葉ジェッツの「マスク・ド・オッチー」も参加し、にぎやかに式を飾った。
ほかにも千葉ジェッツでは食の支援としてフードドライブ、ジェッツのキャラクター入りランドセルカバーの配布なども行っている。佐藤卓磨選手は一緒に子どもの絵本を作るワークショップを開催し、できあがった絵本を児童ホームに寄贈するなど、選手個人や少人数での支援活動もしている。