船橋中学3年の戸邉さんがテニスで全国優勝、喜びを市長と教育長に報告
6/15(水)船橋中学3年の戸邉さんがテニスで全国優勝
喜びを市長と教育長に報告
船橋中学校3年生の戸邉悠真(とべゆうま)さんが6月15日、「2022 DUNLOP CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会兼ワールドジュニアテニス世界大会代表選考会」14歳以下男子シングルスで優勝したことを松戸徹市長と松本文化教育長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。
柏市にある「吉田記念テニス研修センター(TTC)」(柏市花野井936-1)で5月12日~15日に開催された同大会。14歳以下と12歳以下の選手による大会となっており、14歳以下の部は、ワールドジュニアテニス世界大会の代表選手選考も兼ねて行なわれた。過去の優勝者には、錦織圭選手や西岡良仁選手などが名を連ね、全国大会の中でも注目度の高い大会となっている。
「過去に7回対戦して6回敗れた相手と戦った準々決勝の試合が一番苦しかった」と話す戸邉さん。「足がつったりして大変でしたが、試合中は声を出して自分の気持ちが後ろ向きにならないようにしました。みんなの応援もあったので最後までがんばることができました」と振り返る。「学校の友人らからは『すごいな』と言われた」と微笑む場面も。決勝では、6-3、1-6、6-3 のスコアで、自身初となる全国優勝を果たした。
塚田小学校出身で、船橋中学校在学中の戸邉さんがテニスを始めたのは6歳の時。始めた当初は市内のテニスクラブに通っていたが、現在は今回の大会会場にもなった吉田記念テニス研修センターに所属している。テニスクラブのある柏市まで、週に6回、平日は3時間ほど練習に励んでいるという。
松戸市長は「メンタルのスポーツでもあるし、試合経過を見ても接戦の試合もある中で勝ち進んで、全国優勝したのが本当に素晴らしい。これからも世界を目指してがんばってほしい」と話し、松本教育長は「船中からすばらしい選手がでてうれしい。気力、体力しっかりもって、これからの活躍を応援しています」とエールを送った。
攻めていくタイプで、サーブとストロークで速い球を打ち合うのが得意と話す戸邉さん。「ハードコートが好きなので、全米大会に出場できるような選手になりたい。まずは、8月の全日本選手権優勝目指してがんばります」と意気込みを話した。