「ふなばし情報メール・LINE」が12言語へ拡大、外国語で船橋の情報を届ける

  2021/9/16
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以下は 3 年前に書かれた内容です

9/16(木)「ふなばし情報メール・LINE」が12言語へ拡大

外国語で船橋の情報を届ける

 船橋市は9月1日、日本語を含む12言語での「ふなばし情報メール・LINE」の配信を始めた。

 「ふなばし情報メール・LINE」は、船橋市が災害や新型コロナウイルスの情報をはじめ、くらしの安全・安心情報や子育て情報など、生活に欠かせない行政情報を電子メールやスマートフォンアプリのLINEで配信しているもの。以前は日本語のみでの配信だったが、今回多言語での配信が始まった。登録は1言語のみ。

 市内で生活する外国人住民は1万8,961人(今年4月1日現在)に達し、総人口の2.9パーセントを占めている。今後も増加が見込まれることから、多言語での配信をすることになった。

 対応する言語は、日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、フィリピン語、タイ語、ポルトガル語、スペイン語、ヒンディー語。新たに11言語を追加することで、日本語がわからない人にも母国語や得意な言語で迅速に情報が届くようになった。日本語のテキストを自動翻訳して配信するため、各課の配信担当と連携し、翻訳機が翻訳しやすい日本語で文章を書くなどの工夫をしているという。

 日本語以外の言語での登録者数は35人(今年9月12日現在)。英語での登録者数が23人と最も多く、ベトナム語、中国語と続く。より多くの人に情報が行き届くよう、市のホームページでの告知はもちろん、外国人総合相談窓口に来た人に登録を促したり、市内の日本語学校や大学、外国人が多く働く企業などにも登録方法を書いた紙を配布したりしているという。

 船橋市国際交流課の齋藤太一さんは、「日本語がわからない人でも災害情報や気象情報などを受け取ることができるようになり、被害に遭う方が減ればうれしい。もし身近にまだ登録していない外国人住民がいたら、教えてあげてほしい」と話す。「外国人住民が『来訪者』ではなく『生活者』として地域に根差し、コミュニティの一員になれるような市になれば」とも。

 また、配信情報に「国際交流イベント情報」が加わった。外国人向け防災講座や、日本人向けの「やさしい日本語」(外国人にもわかりやすい日本語)講座、10月24日にふなばしアンデルセン公園で開催予定のインターナショナルフェスティバルの情報なども配信される。同フェスティバルでは米国ヘイワード市と船橋市の姉妹都市提携35周年の記念式典や、ヘイワード市の花カーネーションと船橋市の花ひまわりが花壇に植えられる「カーネーション&ひまわりフェア」も開催されるという。

 問い合わせは国際交流課(TEL 047-436-2197)まで。「ふなばし情報メール・LINE」の配信を受け取る方法は市のホームページ(https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/006/index.html)で確認できる。

以上は 3 年前に書かれた内容です
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