市内の女子野球チーム「千葉マリンスターズ」が全国大会で準優勝、3年ぶりの大会結果を市長に報告
9/2(金)市内の女子野球チーム「千葉マリンスターズ」が全国大会で準優勝
3年ぶりの大会結果を市長に報告
市内を拠点に活動する女子軟式野球チームの「千葉マリンスターズ」と「千葉マリンスターズヤング」が8月30日、「千葉マリンスターズ」が全国大会で準優勝したことを松戸徹市長と松本文化教育長に報告するため、船橋市役所を訪れた。
両チームは、8月6日から8日にかけて東京都江戸川区で開催された「第33回全日本女子軟式野球選手権大会」の一般の部と中高生の部に出場し、一般の部の「千葉マリンスターズ」が準優勝を勝ち取った。
「千葉マリンスターズ」は、代表の飯沼保さんが、総監督でもあり娘の樹里さんが大学卒業後も野球を続けたいと思っていたことから、平成14年に設立。メンバーは、千葉県内の高校生、大学生、専門学校生、社会人からなる。平成24年には中学生のみのチーム「千葉マリンスターズヤング」を設立した。「マリンスターズ」はこれまで全国大会で6回優勝、「マリンスターズヤング」は全国大会で2回の優勝経験をもつ。
3年ぶりの開催となった全国大会。「千葉マリンスターズ」はダラーズ(石川)を相手に惜しくも敗れ、2大会連続の準優勝となった。キャプテンの北村まひろさんは「他チームと比べて人数が少ない中、大会では選手全員が参加できてよかった」と話し、決勝については「前回と同じチームに負けて悔しかった。今後はチームとしても個人としてもレベルを上げて挑みたい」と力強く話した。
中学生だけが所属する「千葉マリンスターズヤング」は、2回戦敗退となった。総監督の飯沼樹里さんは「中学生メンバーは初の全国大会出場だった。結果は残念だが、いい経験だったし、これからを期待している」と話した。三田中学校2年の田村小春さんは「来年は自分たちの代になるので、先輩たちの活躍を見習って自分たちもがんばりたい」と意気込みを話した。
松戸徹市長は「皆さんに会うのは3年ぶり。コロナで大会も中止になりモチベーションを保つのも大変だったと思う。結果は残念かもしれないが、チーム全員で無事に大会を終えたことは、価値あることだと思う。女子野球の歴史をまた新たに築いていってほしい」と話し、松本教育長は「大会のない年は、もどかしい日々だったと思う。来年は両チームともチーム一丸となって優勝目指してがんばってほしい」とエールを送った。