Zゲージで南満州鉄道の装甲列車を作ってみた!②

  2022/10/26
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さてさて、ずんどこ作っていきます。満鉄装甲列車。
全車両を並べるとこんなん感じでございます~。
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満鉄装甲列車の機関車ですが、実車は満鉄ダブ型機関車が使用されていたそうです。
しかし、ただでさえラインナップの少ないZゲージにダブルエンダー型の蒸気機関車は無いようなので、一番近い形と思われるメルクリンミニクラブのBR74型蒸気感謝をヤフオクでゲットしました。

メルクリンのZゲージは、小さな車体に思いっきり不釣り合いな、強気の値段設定なのですが、ジャンク扱いの不動品だと、僅か数千円で手に入れることが出来ます。
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で、届いた瞬間に分解w
メルクリンの動力車は、分解整備をすることを前提として設計されているとのことで、ネジ2本を外すだけでバランバランにすることが出来ました。
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全てのパーツを無水エタノールで洗浄し、接点部分には接点復活剤を塗布。
ギア部にもミシン油を注油したらオーバーホール完了であります。
微調整を繰り返して試走させたところ、見事に復活!低速域もスムーズに動くようになりました。

で、塗装を他の車両に合わせた色に塗り替えたら、こんなん感じになりました。
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ちなみに、車体横の375という番号は、車体番号という意味ではなく、千葉みなとのオリジナルキャラ「ちばみなこちゃん」の「みなこ(375)」の意であります!(そうだったんですよ奥さん!)

先頭の警戒車には、紙で作った八九式戦車が乗っていますが、そのうち応急修理用のレールや枕木、土嚢などに積み替えようと思います。実車の写真を見ると、警戒車には色々なパターンがあるようで、木材で組まれた櫓みたいな車両や、何故か流線形の鉄仮面みたいな防弾版?のようなものを装着した車両もありました。
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四一式山砲を積んだヒサ型53火砲車。残された写真では、ほとんどの車体が迷彩塗装でした。
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こちらは長砲身砲を積んだヒサ型50火砲車。車体も53型と比べると少しシンプルで、個人的ににはこちらの方が好みです。
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ヒニ型歩兵車。これも細部の仕様に色々なバリエーションがあるようです。
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斜め後方から見た編成。実際の編成は、ヒサ型火砲車ー汽車ーヒニ型歩兵車の3両でデビューし、匪賊を相手に戦っていましたが、日中戦争が激化するにしたがい相手が匪賊から正規軍に変更となり、次第に長い編成(重兵装)になっていったそうです。
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中央部分のアップ。このモデルのようにヒサ型50型と53型が混在した編成はあったのですかね?誰か満鉄装甲列車マニアの方で、知っている方がいらっしゃったらご教授願いたいところであります。
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前から見た編成の様子。
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Zゲージの満鉄装甲列車、これにて完成!
いつか、港湾ジオラマに線路を引いて、こいつをガンガン走らせたいところでありますな♪

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