高根台にメンチカツ専門店「福田屋」、ソースをかけずに食べるメンチカツ

  2022/11/4
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11/4(金)高根台にメンチカツ専門店「福田屋」

ソースをかけずに食べるメンチカツ

 高根台の住宅街にメンチカツ専門店「福田屋」(船橋市高根台7-2-19、TEL047-404-7900)が10月21日にオープンし、定期的に来店するリピーターも増えている。

 オーナーの福田正弘さんは千葉市出身。高校卒業後シェフとして勤務し、フランスのレストランをはじめ、都内三つ星レストランなどで働いた経歴の持ち主。その後、自身で居酒屋経営をする中で、「子どもから老人まで受け入れられる惣菜店をやりたい」との思いを抱き、同店のオープンに至った。

 「焼き鳥やトンカツは、持ち帰って冷めたものを温め直すとクオリティが下がる。揚げ物の中でもメンチカツは温め直してもおいしく食べられる。全ての料理はメンチカツに入れることができ、そしておいしい。メンチカツの無限の可能性を追求します」と笑顔で話す福田さん。

 店主のこだわりは、油で揚げた後にオーブンで仕上げることだという。「油を落とすことで、脂っこくなくなります」と福田さん。パン粉は、ドライパン粉と生パン粉を混ぜることで、必要最低限の油で揚げることが可能となるという。味付けは、鶏、牛、豚のだし汁を使って完成させたもの。「ソースはつけずに食べてください」と福田さんは声を掛ける。

 メニューはメンチカツが約10種類。そのほか、鶏唐揚げ(100円)、だし巻き卵(600円)、野菜の煮物(450円)などを用意する。揚げ物にプラス400円で弁当としても購入可能。店主のおすすめは「鶏メンチ」(100円)。「鶏メンチを食べたら、ほかのメンチも食べたくなる味わいです」と福田さんだが、来店客からの人気メニューは「牛メンチ」(150円)と「牛すじメンチ」(200円)。

 約5坪の店内は、日曜大工が大好きな福田さんが手掛け、ヒノキが香る店となっている。「木の温もりがあり、入りやすい店を目指した」とも。

 「駅前ではやりたくなかった。地域の子どもたちが福田屋のメンチを食べて育ち、大人になった時に懐かしいと思ってもらえるような店にしたい。今後は新京成沿線に店舗を増やしていきたい」福田さんは意気込みを話す。

 営業時間は11時〜21時。火曜定休。

  • 店頭に並ぶメンチカツ

  • カウンターで接客する店主・福田さん

  • 店内

  • 食べ比べにおすすめだというメンチカツ3種

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