地元食材を使った「ふなばしカレー」を数量限定で発売、船橋市の農水産業を盛り上げる取り組み
2/1(水)地元食材を使った「ふなばしカレー」を数量限定で発売
船橋市の農水産業を盛り上げる取り組み
船橋市に本社を構える「石井食品」(船橋市本町2-7-17、TEL 047-435-0141(代表))と船橋市観光協会(船橋市浜町2-1-1ららぽーとTokyo-Bay西館1F)が「ふなばしカレー」を共同開発し1月27日に発売した。
同社と同協会は船橋市の農水産業を盛り上げる地域活性の取り組みとして、新名物を作るべく、2022年9月より商品開発をスタート。商品開発だけではなく「千葉日報社」「近畿日本ツーリスト」とプロジェクトチームを組み、市民向けの試食会イベントを企画するなど、市民と一緒に船橋市の農水産業を一緒に盛り上げられる取り組みを図った。箱のパッケージデザインは船橋在住の切り絵作家・中村頼子さんが担当した。
同商品のメイン食材は3つ。船橋産ブランドの小松菜をメインに、地域団体商標の「船橋にんじん」、市内の梨園「鈴果園」の梨ピューレを使用している。「船橋にんじん」は市場に出回らないような形がいびつなもの、収穫過程で傷がついてしまったものを活用。梨については、味はおいしいものの、食感と見た目が損なわれ出荷することができない梨を採用。食品ロスの削減にも積極的に取り組み、農業の発展に繋げられたらという思いがある。
2022年12月に行われたお披露目会と試食を兼ねたイベントでは小学生~60代と幅広い世代の23人が参加した。「具材が小さくしてあり、食べやすい」「小松菜の味が効いていておいしい」「キーマカレー風なので食べ応えがありました」などコメントが寄せられたという。
同商品は1箱600円、2,700個の数量限定販売となる。湯せんまたは電子レンジ加熱で同商品を温め、用意したごはんにかけて食すタイプの商品となる。賞味期限は製造日より180日間。
販売場所はららぽーとTOKYO-BAY西館の「船橋市観光協会」「石井食品コミュニティハウスViridian」(本町)、「ふなっこ畑」(行田)、船橋市役所地下1階デイリーヤマザキなど。オンラインでは同協会のオンラインショップ「BASE2784」で販売する。また船橋市のふるさと納税の返礼品としても採用されている。
「今後はほかの船橋産品をメインとした第2弾の開発も視野に入れて取り組んでいきたい」と同社広報担当者は意気込みを話す。