市船サッカー部が市内のスポーツ少年団に「サッカー教室」、「船橋のサッカーを盛り上げたい」と積極的に開催
3/10(金)市船サッカー部が市内のスポーツ少年団に「サッカー教室」
「船橋のサッカーを盛り上げたい」と積極的に開催
市立船橋高校(以下、市船)サッカー部の練習拠点である法典公園(船橋市藤原5-9-10、TEL047-438-3500)球技場で3月5日、市船サッカー部の1、2年生部員約50人が中心となり、市内スポーツ少年団「高根東SSS」に所属する小学1~6年生児童に約2時間の「サッカー教室」を開催した。
「高根東SSS」は高根東小学校のグラウンドを拠点として活動する地域の少年サッカーチーム。同日は朝9時に「高根東SSS」の児童と保護者らが球技場に到着すると、市船サッカー部員の1、2年生が横一列に並び、児童一人ずつが選手全員にハイタッチをできるようにして迎え入れた。
その後は低学年と高学年に分かれた練習メニューが用意され、鬼ごっこでのアップから、徐々にボールを使ったメニューが増え、最後はミニゲーム形式に。指導中、コーチ陣は部員たちに「小学生が楽しめるようにな」と目配りをしながらそれぞれの練習メニューを終えると、両チームのコーチ陣同士によるゲームが行われ、最後は選手との記念撮影などを行い、練習会は終了した。
低学年グループに指導していた市船サッカー部の選手らは「俺は『じゃがいも』。あいつは『ブロッコリー』って呼んでいいよ」と小学生に伝えると、パスを出す際に「じゃがいも!」「ブロッコリー!」と笑顔で声を掛け合う様子が見られ、帰り際には「楽しかった」「動きがすごかった」と話す子のほか、「じゃがいもと写真撮りたかったな」と話す子もいた。
同部では「サッカークリニック」として、これまで抽選に当たった参加者のみが参加できるサッカー教室を何度か開催していたほか、昨年末は小学6年生のみを対象としたサッカー教室を「市立船橋スポーツフェスティバル」内で開催。
今回行われた地域の小学生チームへの「サッカー教室」は、今回については市船サッカー部部長・木村直純さんの息子が「高根東SSS」に所属していることと、同チームの6年生の卒団記念も兼ねて実施されたが、同部ではこれまでにも「船橋法典FC」や「峰台FC」の児童にも「サッカー教室」を開催している。
「高校生にとっても、サッカーを通して小学生と交流することはとても貴重な体験。どんどん開催できたらいいと思っている。試合が続く時期には開催が難しいこともあるが、タイミングが合えば積極的に開催していきたい」と同部監督の波多秀吾さん。
部長の木村さんも「今後も船橋市のサッカーを盛り上げていくために尽力する思いをチーム一同さらに強くすることができた」と話した。
なお、同部は今月24日~26日、全国から高校生年代トップレベルの17チームが集結する「第28回船橋招待U-18サッカー大会」を開催、出場する。