農家のキッチンカー「FromFarm」がアンデルセン公園に常設店、から揚げやオムライスなども提供
4/22(土)農家のキッチンカー「FromFarm」がアンデルセン公園に常設店
から揚げやオムライスなども提供
梨やブドウを生産する農家「芳蔵園」(船橋市二和東2-7-7)のキッチンカー事業「FromFarm(フロムファーム)」が3月1日から「ふなばしアンデルセン公園」(金堀町525)内に「FromFarm アンデルセン公園店」を構え、間もなく同店では初となるゴールデンウイークを迎える。
出店場所は、イベントドーム脇で焼きそばやタコ焼き、ラーメンといった軽食を提供する店舗が並ぶエリア。これまでは「パクパク」という店舗が入っていた場所に居抜きで入った。
「前の店主さんであるパクパクの店主・杉本さんが次に入ってくれる人を探されていたそうなのですが、船橋を愛している人に継いで欲しいという思いがあったそうで。それを『金庄・茶茶』の金子さんから伺って、ぜひやりたいです!とお返事しました」と店主・加納智恵さんはほほ笑む。
メニューは「パクパク」にあったものからは刷新。「FromFarm」の看板メニューである「フルーツサンド」(400円から)を各種類提供するほか、から揚げ(5個入り500円)、カツ丼(750円)やオムライス(600円)などといったフードメニューも提供する。調理については智恵さんの両親が店頭に立つ日もあるという。
卵は市内のタマゴ農家・押木養鶏所(二和西5-8-5)や奈良養鶏園(馬込町1161)のものを使用。米は船橋市内の田んぼで収穫される「鈴果園」の「粒すけ」を使用しているという。
「私のイチオシはから揚げです。冷凍品などでもなく、仕込みから手作業でしています。塩と醤油だけで味付けているのにとってもおいしいんです。からあげって本当においしいですよね。私も大好きで」と智恵さん。
ドリンクメニューはロスをなくす取り組みとして「芳蔵園」で取れた梨を使用した「梨ジュース」のほか、「にんじんジュース」(各400円)も用意。そのほか「自家製いちごミルク」(500円)や「くだもの農家がつくる生メロンクリームソーダ」(600円)に加え、カフェラテやコーヒー、紅茶なども提供。フードと一緒に注文するとドリンクは50円引きとなる。
「今後は季節のお花に合わせて、アンデルセン公園店限定フルーツサンドなども出していきたいんです」と智恵さん。「先日の春休みはすごい人で。1日でから揚げだけで26kg分、販売しました。これからゴールデンウイークなのでドキドキしています」とも。
同時に「来店してくださった人が『FromFarm』のフルーツサンドを知っていたけど、まだ食べたことがなかった、という人が、ここで買えてうれしい、って喜んでくださる方がいるのもうれしいです」と続けた。
営業時間や定休日は、ふなばしアンデルセン公園の開園時間に準ずる。