船橋市民球場で船橋が本拠地の野球チーム「千葉スカイセイラーズ」勝利、市船の応援が後押し
5/27(土)船橋市民球場で船橋が本拠地の野球チーム「千葉スカイセイラーズ」勝利
市船の応援が後押し
プロ野球独立リーグ「ベイサイドリーグ」の「千葉スカイセイラーズ 対 YKSホワイトキングス戦」が5月27日、「船橋市スポーツ健康都市宣言40周年記念試合」として船橋市民球場(船橋市夏見台6-4-1)で行われ、船橋を本拠地とする「千葉スカイセイラーズ」が勝利した。
「ベイサイドリーグ」は、千葉と神奈川を拠点とするリーグ。現在、船橋を本拠地とする「千葉スカイセイラーズ」と神奈川に本拠地を置く「YKSホワイトキングス」の2チームで構成する。「千葉スカイセイラーズ」を運営するのは「千葉県民球団」(船橋市松が丘3-64-22、TEL047-751-9887)。4月16日に公式戦が開幕し、5月26日と27日には船橋市で初めて試合が行われた。
同日は、市立船橋高校の吹奏楽部とダンス部も応援に駆け付けた。市立船橋高校出身で同球団の代表・杉山慎さんは「天候にも恵まれ、たくさんの人が来てくれてうれしい。市船の生徒たちが5回まで市船ソウルなども披露して盛り上げてくれます。最後まで楽しんでほしい」とあいさつした。また、球団公認アンバサダーのお笑い芸人のいけだてつやさんとアイドルの真奈さんのほか、杉山さんの先輩でもあり元プロ野球選手の林昌範さんもゲストとして登場。
さらに、松戸徹船橋市長や松本淳教育長をはじめ、市議会議長らも出席した。松戸徹市長は「子どもたちがプロ野球の試合を見ることで、もっと野球が好きになると思う。地元のチームなのでこのユニフォームを見かけたら声をかけてほしいし、是非これからも応援してほしい」と呼びかけた。
市長がピッチャー、お笑い芸人のニッチローが打者として始球式も行われ、子どもたちから「ニッチロー」と声援も送られ、会場内は盛り上がりを見せた。
試合は、3対1でスカイセイラーズが勝利。MVPには吉村慎之介選手が選ばれ「今日はたくさんの人が来てくれたのでうれしかった。バッティングでチームにこれからも貢献したい」と意欲を話し、優秀選手賞には投手の入口翔太選手が選ばれ、子どもたちに向けて言葉として「野球は楽しいです」と話した。それぞれの選手には、JAいちかわ船橋人参共販委員会から「船橋にんじん」と鈴果園(金堀町)から米が送られた。
早坂圭介監督は「市船の応援と、ファンの皆さんの応援でチームを後押ししてくれた。応援が選手の何よりの励みになるので、これからも応援してほしい」と呼びかけた。
ボールボーイを担当した少年野球チーム「宮本ビーバーズ」と「西船ウイングス」の関係者は、「間近でプロの試合を見ることができて貴重な体験になった。これを機に、また野球を楽しんでプロ目指してがんばってほしい」と話した。観戦した小学生は「長岡選手(ヤクルト)のお兄ちゃんに会えてうれしかった。また試合を見たい」と笑顔で話した。
今月の試合は30日、31日に綾瀬スポーツ公園野球場(神奈川県)で開催予定。