船橋コーヒータウン化計画の「philocoffea」がプラッツ習志野店、街のハブとして複合施設のコミュニティ形成に寄与

  2021/11/13
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11/12(金)船橋コーヒータウン化計画の「philocoffea」がプラッツ習志野店に出店

近隣企業や街づくりメンバーと地域連携で街づくりを目指す拠点に

 船橋市内で船橋珈琲タウン化計画を主体的に推進してきた「philocoffea」がプラッツ習志野店(習志野市大久保3-8-19、TEL047-411-7175)を開店、11月9日からプレオープンでの運営を開始している。

 店内は全体的にシンプルなデザインを採用。一見すると無機質に感じさせるコンクリートの壁面、配管やエアコンがむき出しになった武骨な天井は、テーブルなどに使われている温もりある木材と相まってスタイリッシュにまとめられている。「デザインの監修は、Leaves Coffee Roasterオーナーの石井康雄さんにお願いしました」と、同店オーナーの梶真佐巳さん。

 店舗面積、約40坪。キッチン前のカウンター5席、テーブル16席(10席×6席)、大きな窓を背にした一人用カウンター5席、壁に向かった一人用カウンター6席の合計32席(コロナ禍対応の席数)。お一人様、カップル、打ち合わせや会議など様々なシーンで利用できるように席の配置にもこだわっている。

 ドリンクメニューは、ハンドドリップで提供するホットコーヒー(500円)、アイスコ―ヒー(500円)、デカフェ(カフェインレスコーヒー)500円、最高品質のトップスペシャリティコーヒー1000円、エスプレッソ(シングル350円、ダブル400円)、SparklingCoffee(ライム香る爽やかなコーヒーソーダ・600円)、CoffeeCola(600円)などに、カフェラテ(500円)やチャイ(600円)キャラメルラテ(600円)なども提供。

 また、自家製スイーツとしてカヌレ(275円)、コーヒーカヌレ(297円)、ティラミス(605円)、バスクチーズケーキ(440円)、香港エッグタルト(330円)、バナナブレッド(440円)などコーヒーに合うものをチョイス。

 今回の店舗では、フードメニューにも力を入れてゆくという。「グランドオープンに向け、この店で提供するミニサイズハンバーガーの監修をつくば市のハンバーガー店『HI-5』オーナーの片平さん、プレートランチの監修は、船橋ゆかりのフードコーディネーター藤田承紀さんに依頼しました」と梶さん。

 習志野市と民間事業者「スターツファシリティサービス」により、「Park-PFI方式」を活用して運営されているというプラッツ習志野。「Park-PFI方式」とは、公募選出した民間事業者に長期契約(同施設は20年間)での施設運営を委託することで民間のノウハウを活用、生み出した利益を施設運営などに回していく手法。

 同施設では今後、図書館・公民館・市民会館・中央公園などの同施設に併設された各施設と今回開店した「philocoffea」、その同じ建物に開設されている32世帯の学生アパート住人、市民団体や近隣企業とも連携して各種のセミナーや街づくりイベントなども仕掛けていく予定だ。

 「この施設を通じ、成田空港に降り立った海外の人が『習志野市のあの話題の施設に行きたい』と、大久保駅で降りるような場所にしていきたい『プラッツ』はイタリア語で交流とか創造を意味するそうです。人が交流する仕組みを仕掛けていけたら」と目標を語る梶さん。

 営業時間は、10時~18時。無休。

  • 壁一面、広くとられた窓から外光が差し込む

  • 複合施設の中の一角に開店

  • 習志野市がちゃんレジする新しい取り組み

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