船橋市×PayPayでキャッシュレス決済ポイント還元事業、12月1日から市内でのPayPay決済で最大20％還元

11/22（月）船橋市×PayPayでキャッシュレス決済ポイント還元事業

12月1日から市内でのPayPay決済で最大20％還元

　船橋市はキャッシュレス決済普及のため「コロナに負けるな！ふなばしキャッシュレス！最大20パーセント戻ってくるキャンペーン」を12月1日から実施する。

　市では、新型コロナウイルス感染症で影響を受けている市内事業者の経営支援、および市民生活の応援に加え、非接触型で「新しい生活様式」のひとつであるキャッシュレス決済普及を目的として同キャンペーンを実施する。

　対象キャッシュレスは、公募により選定された「PayPay」となり、12月1日から31日まで、市内の店舗において「PayPay」で決済した消費者に、決済金の最大20％が後日付与されるキャンペーンとなる。付与の上限額は1回3000円相当、期間内の上限は15000円相当。

　対象決済は、「PayPay残高」「ヤフーカード」「PayPayあと払い」（一括のみ）。「ヤフーカード」以外のクレジットカードでの支払いの場合は、PayPayボーナス付与の対象外になる。原則として支払い日の翌日から起算して30日後にポイントが付与される。船橋市民以外の利用者も対象となる。

　また、公序良俗および事業目的の観点から、次の業種はキャンペーンの対象外となる。
・風営法に規定する性風俗特殊関連営業及び当該営業に係る接客業務受託営業
・宗教上の組織及び政治団体が運営する事業所
・暴力団、暴力団員又はこれらと密接な関係を有する者が営業する事業所
・介護施設、保育施設、不動産家賃等の支払い、病院、調剤薬局、宝くじ販売、保険・保険代理店、郵便局、宿泊施設にあるVOD、宅配便事業所、自動販売機及びこれに類するもの

　同キャンペーンの対象店舗にあたっては、PayPayを導入している店舗は、特段の手続きなくキャンペーンの対象となり、11月末日ごろに、ポスター、チラシ、のぼりといったキャンペーンツールがPayPayから各店舗へ発送される予定となっている。

　PayPayは11月には全国29の自治体で同様のキャンペーンを実施、12月には50以上の自治体での実施が予定されている。うち、千葉県では船橋市を含め、柏市、君津市でも12月からキャンペーンが実施される。

　なお、船橋市商工会議所ではPayPayを導入していない店舗事業者やキャッシュレス決済を使用したい市民向けに、11月に5回、同キャンペーンの概要説明やPayPayの使い方、店舗への導入方法などを説明するセミナーを実施した。

　PayPayの使い方や登録方法については、全国のソフトバンクショップでも説明を聞くことができ、PayPayの利用や説明を受けるにあたっては、ソフトバンク以外のユーザーでも受けられるようになっている。

　現在、事業者側が未登録の場合でも、11月30日までにPayPayへの申込・審査完了した場合は、12月17日から同キャンペーンの対象となる。「審査に時間を要する場合があるので、なるべく早くお申し込みください」と市は呼び掛けている。

　また船橋市商工振興課は「新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、さまざまな店舗で導入が進んでいるキャッシュレス決済。ぜひ、この機会に始め、12月は市内の店舗でのお買い物をお楽しみください」ともコメントしている。