小学生バレーボール3チームが全国へ、千葉4枠の3つを船橋勢が占める快挙
7/30(日)小学生バレーボール3チームが全国へ
千葉4枠の3つを船橋勢が占める快挙
市内で活動する小学生バレーボールチーム、「丸山VCボーイズ」「法典東スポーツクラブ」「坪井VBC」の3チームが、夏の「第43回全日本バレーボール小学大会 全国大会」に出場するのを前に7月25日、意気込みを松戸徹船橋市長に伝えるため船橋市役所を訪れた。
3チームは6月25日に行われた県大会に出場し、男子の部で丸山VCボーイズが優勝、法典東スポーツクラブが準優勝に、女子の部で坪井VBCが準優勝に輝き、千葉県からの4つの全国出場枠のうち3つを船橋市のチームが占めるという快挙を成し遂げた。
市長の前で各チームの代表者がそれぞれ全国大会に向けた抱負を発表。丸山VCボーイズの林大翔(ひろと)くんは「支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを持ちながら頑張りたい」、法典東スポーツクラブの北野光政くんは「一戦一戦を全力で挑み、チーム一丸で勝利を目指す」、坪井VBCの富澤怜さんは「目標は全国で1勝。指導してくれる人たちにも感謝しつつ戦う」と、それぞれの決意を堂々と発表した。
選手たちの抱負を聞いた松戸市長は、船橋の小学生バレーボールが長い歴史を持っていることに触れ、「みんなの全国出場の快挙は、たくさんの先輩たちが積み上げた成果の上にある。そんな先輩たちや、指導者の先生方、家族への感謝を持って頑張ってほしい」とエールを送った。
その後の懇談の時間では、中学時代にバレーボール部に所属していたという松戸市長との会話が弾み、「私の時代のバレーボールは9人制だった」「体育館ではなくグラウンドでやっていたので、練習の前にみんなで小石を拾った」などの市長のエピソードに、選手たちは驚いた様子を見せた。
また「野菜が嫌い」と話す選手たちに、船橋から世界に羽ばたいたプロ選手たちを引き合いに出し「食べ物の好き嫌いがあると海外での試合などでできちんと食事ができず、最高のパフォーマンスを発揮できないと聞いている。嫌いなのは仕方ないが、食べられるようにはしておいた方が良い」とアドバイスを送る場面もあった。
全国大会は8月7日から10日まで、東京体育館(東京都渋谷区)などで開かれる。