バリスタ世界チャンピオンの店「Philocoffea」が2号店、1号店は焙煎特化へ・2号店では豆売り&フードメニュー提供も
7/23(金)バリスタ世界チャンピオンの店「Philocoffea」が路地裏空中店舗で2号店
1号店は焙煎特化へ・2号店では豆売りとフードメニュー提供も
船橋市のコーヒー文化をけん引する船橋コーヒータウン化計画メンバーが経営するコーヒーショップ「Philocoffea(フィロコフィア)」の2号店「Philocoffea201」(船橋市本町2-2-13、TELなし)が路地裏の雑居ビル2階に7月22日、グランドオープンした。
同店を経営する株式会社Philocoffeaは、船橋駅前のFACEビル1階でドトールコーヒーショップ船橋駅前店を経営する株式会社ラダー代表の梶真佐巳さんと、2015年ハンドドリップ世界チャンピオンの粕谷哲さんが共同経営するコーヒー商社。二人は共同経営の事業で船橋駅直結のシャポー船橋内に2018年2月にスタンディングタイプのコーヒーショップ「RUDDER COFFEE(ラダーコーヒー)」も開業している。
今後1号店「Philocoffea」は焙煎に特化、これまでのカフェスペースを納品作業や商品ストックなどに活用。今回オープンさせた2号店「Philocoffea201」を飲食スペースや豆売りのスペースとして提供していくという。2号店の店舗面積は約10坪、カウンター6席。店内は、モノトーン調のシックで落ち着いた内装で統一。「レクサスのようなハイエンドなカフェを目指した」という。
同店の開店にあたっては、株式会社Philocoffea共同経営者の粕谷さんが経営するコンサルティング会社「株式会社コーヒーのあるところ」(船橋市夏見)がプロデュース。香港でカフェ「BREW BROS COFFEE」を経営する小野光さん(35)を同社所属のコーヒートレーナーとして招聘、メニューやデザートレシピの開発などを依頼した。
ドリンクメニューは、スペシャリティ以上のハイクラスな豆を仕入れ、粕谷さん、梶さん、小野さんの3人が試飲した上でブレンドしたハンドドリップコーヒー(500円)、水抽出アイスコーヒー(500円)、カフェラテ(500円)など。いたずらにメニュー数を増やすのではなく「本当においしいと思ったものだけを提供していうので徐々にメニューが増えていく感じになると思います」と、小野さん。
コーヒーの大会で使用されるような「トップスペシャリティ」クラスのクオリティを提供していくという。また、接客は同グループ内の研修でコーヒーに関する専門知識を身に付け、店舗での接客にも熟練したスタッフのみが対応する。
フードメニューには、アボカドトースト(1000円)やバスクチーズケーキ(500円)、香港では各店それぞれの味に客がつくほど親しまれている「エッグタルト」(300円)を採用。
豆売りは、ブレンド(800円/100g、1300円/200g)、デカフェ(900円/100g、1400円/200g)、季節や仕入れによって産地や豆の種類が変わるシングルオリジン(1100円/100g、1760円/200g~)やトップスペシャリティ(3200円/100g、5120円/200g)などを用意。そのほか実際の大会で使用されたものと同じ豆などの特殊なものも販売する。
営業時間は、10時~18時。月曜定休。