市船体操部と陸上部が夏のインターハイで全国優勝、男子4×100mリレーは千葉県初の優勝
9/8(金)市船体操部と陸上部が夏のインターハイで全国優勝
男子4×100mリレーは千葉県初の優勝
市立船橋高校(船橋市市場4-5-1)の体操部と陸上部が9月7日、夏のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)でそれぞれ全国優勝を果たしたことを松戸徹市長と松本淳教育長に報告するため、船橋市役所を訪れた。
北海道で開催された今年のインターハイ。体操部は、3年の金田晟斗(あきと)さん、岡田榮心(えいしん)さん、2年の角皆(つのがい)友晴さん、坂東優星(ゆうせい)さんが体操男子団体総合に出場し、2年連続8度目の全国制覇を果たした。
また、金田さんはつり輪、角皆さんはあん馬と平行棒で1位に。金田さんは「みんなの応援のおかげで結果が残せたと思う。全日本ジュニア体操競技選手権大会と二冠を達成したので、目標とする高校三冠を目指し、9月の国体もがんばりたい」と話した。監督の大竹秀一さんは「本人たちの努力と多くの人にサポートしてもらった結果だと思う。日本代表選手になれるようにがんばってほしい」と話した。
陸上部は、3年の八幡琉空(りく)さん、伊藤晴(はる)さん、2年の田原慶人(はやと)さん、馬原浩志郎(まはらこうじろう)さんが男子4×100メートルリレーに出場。
アンカーの馬原さんが、3人が1番でつないだバトンを受け取り快走し、千葉県勢で初となる全国優勝を果たした。キャプテンの豊田恭也(とよだきょうや)さんは「予選のタイムを見て勝てると思った。アンカーの馬原はやってくれると思っていた」と試合を振り返った。
伊藤さんは「試合は無心で楽しむことを忘れずにがんばった。リレーメンバーだけでなく、チーム市船の力と思っている」と話した。監督の後藤彰英(あきひで)さんは「4、5年前から楽しもうという気持ちで指導している。緊張で力が出し切れなかったというのはもったいないので、それだけはしたくないと思っている。去年の2位があったから今年1位が取れたと思う」と話した。
3年の山中恭介さんは男子110メートル障害、宮地利璃香(みやちりりか)さんは女子400メートルでそれぞれ優勝。山中さんは「いい緊張はあった。走る前から勝てる自信はあったので、優勝した時は楽しさとうれしさがあった」と喜びを話した。
大会10日前に捻挫していたという宮地さんは「とても痛かったので無理かと思っていたが、みんなが協力してくれたおかげで走ることができて、優勝してうれしかった」と振り返った。
津田亘彦校長は「市役所前に掲げてくれた市船の看板にあるように、全国大会で市船の生徒らは躍動してきた」と報告。松戸徹市長は「市民の皆さんも喜んでいて、町に大きなエネルギーを与えてくれて感謝している。これからまだまだ競技人生があるので、今回のことを財産としてさらにがんばってほしい」と話し、松本淳教育長は「日本一、おめでとう。小中学生にとっても憧れの存在になっていると思う。これからのさらなる活躍を期待している」とエールの言葉を送った。