鳥ちゃん的佐原 第3回「秋祭りのおすすめの過ごし方 初日編」
佐原の大祭秋祭りとは、10月の第2土曜日を中心とする金土日に開催される祭りです。現在ユネスコ無形文化遺産に登録されており、国内外から大勢の観光客で佐原が埋め尽くされます。
2023年の佐原大祭秋祭りは、10月13日14日15日の3日間行われます!
そこで!
見てくださった方に伝えたい!
自分なりのおすすめの過ごし方初日編!
初日の見どころ①「これぞ佐原の祭りの形!佐原型の山車の初日ならではの曳き廻し!」
やっぱり、佐原の祭りの見どころは、なんといても大きな山車!来てくださった観光客も我々祭り参加者も1年ぶりの祭りの実感に酔いしれています!
昼頃佐原に到着する方にはこんな感想があります。。
「来たけど大通りに山車がいない!」
それもそのはず。初日の昼頃、各山車は「町内周り」と言って、自分の町内を運行しています。
「じゃぁ、大通りじゃないなら、しょうがないかぁ。。。」って思った方!
そうじゃないんです!
祭りやっている私だからこそ言いたい!
細い道だからこその山車の曳き廻し!
佐原という土地は、細い路地が多いです。だからこそ曳き手は神経を使いながら細い道を通っています。「梃棒」(てこ棒)と呼ばれる重さ20キロの棒を山車の車輪の横にあて、ミリ単位で細い道を通っています!
細い道は電柱1つずつ避けるなど、細かいことに気を付けながら曳き廻すので要注目です!
だいたい14時15時ぐらいになると佐原の中心地に山車が集まると思います。。。(あくまで僕の感覚。。)
初日の見どころ②「佐原囃子が集中して聴ける!」
初日のみどころ、いや、初日しかできないかもしれません。
中日千秋楽は、土日なのでたくさんの見物客でごった返します。なので、場所によりけりですが、話し声なので山車のすぐ後ろまでいかないとよく聞こえないことが多いです。
なので、お囃子に酔いしれたい方は初日おすすめです!
また、初日は踊りが多いので、たくさんの曲数が聞けると思います!
是非「和楽器のオーケストラ」日本3大囃子
佐原囃子を楽しんでください!
初日の見どころ②「午後は佐原の小野川の観光を!」
初日の午後は町内周りですが、町内周りが終わった町内は、千葉萌陽高校(八坂神社付近)や、下川岸区に向かうのが一般的です。なので、佐原中心部に山車がいることはいるのですが、外堀にいると思います。
なので、せっかく佐原に来たのなら、小野川沿いの観光をおススメします!
佐原のジャージャー橋付近の伊能忠敬旧宅や、伊能忠敬記念館がオススメです。
伊能忠敬は佐原の人たちは、愛着を込めて忠敬先生(ちゅうけい先生)と呼んでいるので、以下忠敬先生と呼びます(笑)
旧宅には、江戸時代の暮らしがよくわかります。一部生活を再現した展示になっているので、その点も注目です。入場無料、出入り自由なので、いつでもいけるのも強みです。
伊能忠敬記念館は、忠敬先生の細かいところまで学べる代表的施設です。中でも個人的にオススメなのが、忠敬先生が書いた地図と、現在の日本地図が比較できる箇所があります。ほぼ一緒なんです!この地図が江戸時代に作られたという事実が信じられません!未だにあの地図の比較を見たら、鳥肌が止まらないです。
(出展:伊能忠敬記念館HPより。現在の写真との比較は現地でのお楽しみです!)
お祭りのチラシ内に「トクトクチケット」という欄があります。そちらの券を使用すると、入場料が団体料金で入場できます。このお得な期間は、伊能忠敬記念館のみ、祭り期間中だけなので、お得な期間に是非行ってみてください!
住所:千葉県香取市佐原イ1722-1(小野川じゃーじゃー橋(樋橋)前すぐ)
営業時間:通常時/午前9時から午後4時30分まで
祭り時の土日/午前9時から午後6時まで
入場料 | 通常 | とくとくチケット使用 |
大人 | 500円 | 450円 |
子供 | 250円 | 200円 |
住所:香取市佐原イ1900-1(小野川じゃーじゃー橋(樋橋)前すぐ)
営業時間:午前9時から午後4時30分
初日の見どころ③ 「お食事はやっぱり鰻!」
「佐原は意外と食事するお店が少ないから、出店で食べ歩きしようか。。」
と考えている方、いるかもしれません。
でもでも、佐原はお食事処が豊富です!
『佐原 水郷にきたなら、やっぱり鰻!』
祭りの音を聞いた後に食べる、アツアツの佐原の米の上に、ふっくらした鰻!
これぞ佐原の味!ぜひ、すいている初日に
訪れてみてはいかかでしょうか?
初日の見どころ④ 御旅所へのお参り
これは、3日間御旅所(おたびしょ)へ訪れることできますが、来た際には忘れずに訪れてほしいという意味合いで書きました!
今年は佐原信用金庫本店駐車場に設置されています!(年版が変わると、設置される場所が変わります)
実は、御旅所が設置されるのは、秋祭りだけなんです!
(2009年夏祇園祭時に寺宿が設置しましたが、それはひとまず置いといて。)
御旅所を訪れた際には、入り口の高張提灯に注目してほしいです。佐原の大祭秋祭りでは、山車の運行町内は14。しかし、「氏子町内」と呼ばれる、神事に参加する町内は30を超える数があります!
その提灯1つ1つが、御旅所に設置されているので、ぜひ注目してほしいポイントです!
もちろん、夜の小野川や、のの字も必見です!
最後に
初日は、平日ということもあり、敬遠しがちですが、僕的には祭りの色に染まる日、来たら一番楽しめる日と思っています。是非初日おすすめです!