船橋市消防局が「水難救助合同訓練」、水難事故を想定し8機関が参加

  2023/10/12
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10/12(木)船橋市消防局が「水難救助合同訓練」

水難事故を想定し8機関が参加

 船橋市消防局による水難救助合同訓練が10月5日、船橋市栄町及び潮見町周辺海域(船橋市潮見町25番地)で実施され、8機関約80人が参加した。

 同訓練は、水難事故により多数の要救助者が発生したと想定して実施され、訓練を通じて各機関の連携を強固にするとともに、効果的な水難救助活動につなげることを目的としている。

 今回は、千葉海上保安部、千葉県警察本部地域部地域課水上警察隊、千葉県船橋警察署、千葉市消防局、市川市消防局、葛南港湾事務所、クボタ京葉工場と連携し、全8機関、約80人が参加した大規模な訓練となった。

 同日は、溺者の水面救助訓練、水中における潜水救助訓練、各関係機関との指揮活動訓練、救命ボート及び巡視船による検索訓練、警戒監視活動等訓練、ドローンを使用した上空からの情報収集訓練などが行われた。

 訓練会場には、消防ヘリコプターや複数の消防車、救急車、警備艇なども配置され、溺者が警備艇で運ばれ、救急車に載せるところまでの一連の救助活動の中で「心臓マッサージは継続」など適宜指示が出され、緊迫感のある訓練が行われた。

 船橋市消防局は、海や河川などにおける水難事故の災害に対応する専門部隊として、水難救助隊を中央消防署に配置している。水難救助隊は、海や河川など人命に係る災害発生現場に対応できるよう、千葉県国際総合水泳場や船橋港を中心に日々訓練に励んでいるという。

 船橋市消防局の関係者は「実践的な合同訓練はとても有意義なこと。関係機関と協力して連携を強化し、地域の安全に務めたい」と話した。

  • 水難救助隊が溺者を運ぶ

  • 各機関が連携して救助

  • 船が火災したと想定した訓練

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