南船橋に緑地スペースもある「三井不動産ロジスティクスパーク船橋(MFLP船橋)」が完成、敷地内には「ふなっしーパーク」も

  2021/8/1
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8/1(日)南船橋に緑地スペースもある「三井不動産ロジスティクスパーク船橋(MFLP船橋)」が完成

敷地内には「ふなっしーパーク」も

 三井不動産(本社:東京都中央区)が8年かけて開発してきた物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋(MFLP船橋)」が7月1日、JR南船橋駅南側の区画に完成した。

 三井不動産は2013(平成25)年から、船橋エリアにおけるロジスティクス事業の取り組みとして、物流施設を中心とした地域社会との共生ならびに周辺エリアの賑わい創出を目指した複合型拠点開発に着手。2016(平成28)年には物流施設「MFLP船橋Ⅰ」、2019年には同「MFLP船橋Ⅱ」「MFLP船橋・&GATE」、2020年には地域住民が利用できる施設としてアイススケートリンク「三井不動産アイスパーク船橋」が竣工した。

 今回竣工したのは、その集大成となる敷地内3棟目の物流施設「MFLP船橋Ⅲ」と、地域に開放された約2万平方メートルの緑地空間「MFLP船橋・&PARK」。「MFLP船橋Ⅲ」は、地上8階建てで、敷地面積約 58,800平方メートル、延床面積約27万平方メートルを確保。各階の倉庫・トラックバース面積は約27,000平方メートルと業界最大級の規模だという。

 トラックバースは国際基準である45ftコンテナ車両にも全フロアで対応が可能となり、免震構造・72時間対応の非常用発電機も備える。トラックゲートは車番認証システムを採用し、フラッパーゲートや顔認証システムによる入退館管理など、オフィスビル同等のセキュリティも完備し、業界トップレベルの施設スペックとなっている。

 また、脱炭素社会の実現に向け、屋上には自用の太陽光発電設備を備えるほか、倉庫内の全階では人感センサーや調光機能付きのLED 照明を採用し、大幅な省エネを実現している。「MFLP船橋」の総延床面積は約70万平方メートルになる。

「MFLP船橋・&PARK」には船橋市非公認のご当地キャラ「ふなっしー」の立体像や「ふなっしー」をモチーフにした遊具が並ぶ「ふなっしーパーク」もオープンしている。

 近隣の集合住宅に住み、子ども3人を同パークで遊ばせていた主婦は「ここに公園ができて助かっています。1歳半の子も遊べるし、小学生も遊べる公園なので、一緒に遊ばせられます。学校がある日は放課後に小学生がたくさんこの公園で遊んでいますよ。屋外に設置されている卓球台も人気です」と話した。

 同パークの立体像ふなっしーファミリーをデザインしたキャラクターデザイン会社「ラピート」(東京都墨田区)の代表・鵜澤裕さんは「ふなっしーパークを、幅広い年齢の方に楽しんで使っていただきたい。ふなっしーファミリーの完成度の高さもぜひ注目していただきたい」と笑顔で話した。

 敷地内の緑地スペースには卓球台、ランニングトレイル、公共トイレがあり、トイレの建物内には貸し出し可能なボールも備える。また、ストリートピアノも設置され、平日の日中と、土日は不定期で電子ピアノに電源が入り、誰でも演奏できるようになっている。

 三井不動産は「今後は近隣にて当社が運営する『三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY』と連携したイベントを開催するなど、街全体のにぎわいを創出し続け、地域社会との共生に取り組んでまいります。これらの取り組みを通して、南船橋エリアのにぎわいを生み出し、時がたつほど街の魅力が高まる『経年優化』の街づくりを目指します」とコメントしている。

  • ふなっしーのほか、ふなごろー、ふにゃっしーも立っている

  • 各キャラクターの紹介も掲示

  • ふなっしーモチーフのすべり台

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