泳ぐゴジラのラジコンを作ってみた！

千葉

2023/12/16


シェア	ポスト	送る

さてさて、おいらの映画『ゴジラ-1.0』熱は、まだまだ冷めそうにありません。

前回ご紹介した1/200「新生丸」を作ってからも、気持ちがむずむずして落ち着かず、仕事がめっちゃ忙しいにもかかわらず、気が付いたらゴジラ作り始めていましたｗ

トップ画像は、完成したゴジラ様のラジコンが口から熱線砲ならぬ水鉄砲を発射しているシーンです。

大まかな計画としては、ゴジラのフィギアに恐竜モササウルスのトイラジコンを合体させて、お手軽にラジコンで動くゴジラを作っちまいましょうというものです。

※最初に断っておきますが、これからご紹介する改造方法は、当然メーカー推奨から100億光年以上遠い行いですので、安易な気持ちで挑戦すると、合計で1万円以上するゴジラとモササウルスの残骸だけが手元に残ることになります(´；ω；｀)。くれぐれも改造にあたっては、ご自身の工作力を考慮の上、全て自己責任でチャレンジしてください。

今回素材としたのは、バンダイから発売されているフィギア「怪獣王シリーズ・ゴジラ（2023）」です。

本フィギアは、全高約245㎜という比較的大型のフィギアですが、この大きさは何とびっくり劇中のゴジラのほぼ1/200スケールに相当します。これなら1/200艦船模型同好会の走航会でも、全く違和感なく⁉活躍できることでしょう！何より、他のいろんな船との同一縮尺での比較ができるのが楽しみです。

怪獣王シリーズのフィギアは、プロポーションもディティールも素晴らしい完成度ですが、これをガシガシ分解していきます。

そして、ラジコンメカを組み込むために、カッターで各所を切り刻んでいきます。

約7000円もする出来の良いフィギアを解体するのには、結構勇気いりました(笑)

さて、ゴジラのフィギアと共に大切な素材が、このモササウルスのラジコンです。私はアマゾンで約3000円くらいで購入できました。

お値段は安いですが、尻尾がクネクネとよく動き、何故かクジラみたいに潮を吹くギミックも付いていたりと、めちゃくちゃ楽しめる逸品でございます。

では、いよいよモササウルスを分解してラジコンメカを抜き取りましょう。

画像は分解してメカを抜き出したところですが、水揚げされたモササウルスが、水産加工場で捌かれているシーンにしか見えませんｗ

ちなみに、赤丸の部分は水鉄砲を口から発射するために改造した箇所です。90度曲がったパイプとシリコンチューブを組み合わせてあります。

この心臓部分をフィギアの胴体内部に組み込んでいきます。まずは胴体内部のバリ？みたいな余分な箇所をカッターで切断して空間を確保し、メカを移植します。そして、浮力を確保するために隙間という隙間に発泡スチロールを詰め込みました。また、腕の内部にもぎっちり発泡スチロールを埋め込み、転覆防止のスタビライザーの役割を持たせてあります。

ソフトビニール製のフィギアとプラスチック製のモササウルスを接合するため、赤丸の部分は針金。青丸の部分はゼリー状の瞬間接着剤を使用してくっつけました。

結構やっかいな首まわりの加工。フィギアは直立状態なので、いったん首を切断し、余ったフィギアのパーツから首の部分を切り出して角度を調節し、再接着します。

ここで気を付けないといけないのは、水鉄砲用のポンプから延びるシリコンチューブを、そのまま口に穴をあけて接着してしまうと、穴が大きすぎて、水がピュ～ッと飛び出すのではなく、口からダバダバとたれ流れてしまい、まるで二日酔いでゲロを吐きまくるしょうもないゴジラになってしまうので注意ましょう。私は、細い真鍮パイプを射出口として使用しました。