馬込沢にベーグル専門店「may’s bagle」、自家製あんこ入りベーグルも
12/19(火)馬込沢にベーグル専門店「may’s bagle」
自家製あんこ入りベーグルも
国産小麦を使った手作りベーグルを提供する「may’s bagle(メイズベーグル)」(鎌ケ谷市東道野辺7-20-65)が12月1日、馬込沢駅から徒歩6分の住宅街の一角にオープンした。開店前から行列ができて連日完売が続くなど、にぎわいを見せている。
無類のベーグル好きで、3人の子どもを持つ母でもある店主の渡辺麻衣さん。以前からマルシェなどでのイベント出店を重ね、家族の応援も受けて夢だった店をオープンした。「好きなことは突き詰めてしまう性格。人生いつ何が起きるか分からないから、好きなことをしたい」と話す渡辺さん。「できる限り自分の手で店を作りたい」と、床や電気などの内装を自分で手がけた。
ベーグルには国産小麦「ゆめちから」を使う。低温長時間発酵で作り、ずっしりモチモチとした食感が特徴。子どもからお年寄りまでおいしく食べられるよう、ほど良い固さにすることにこだわっている。渡辺さん1人で1日100〜150個程度焼くベーグルを求め、開店前には長い行列ができる。「ありがたいことに1〜2時間程度で完売している」と渡辺さん。
同店では「プレーン」(250円)に加え、さまざまな種類のベーグルを並べる。一番人気の「自家製あんこ」(330円)には、あんこも大好きだという渡辺さんが、ベーグルに合う味を研究して北海道産小豆を炊いたあんこを練り込んでいる。「小豆の味を生かすよう砂糖は最小限にし、3種類の砂糖を使用している。隠し味の黒糖がアクセント」と渡辺さん。
その他、「黒豆豆乳きなこクリーム」(320円)「不知火ピールチョコケーキアーモンド」(330円)などの甘めのベーグル、「明太ポテト」「高菜バターごま油炒めとだし卵」(以上320円)など食事系のベーグルに加え、ベーグルの間にフィリングをサンドした「ストロベリーチーズサンド」(380円)、「自家製あんことチーズケーキと焼き芋サンド」(350円)なども提供する。具材も全て手作りだという。
「ベーグルは卵と油を使わないので、老若男女が安心して食べられる」と話す渡辺さん。「お客さまの反応を見て、味の研究を重ねていきたい。地域に愛される店になりたい」と意欲を見せる。
営業は金曜・土曜の11時〜16時。最新の情報はインスタグラム(@mays_bagle)で発信している。