早坂監督(千葉スカイセイラーズ)独占インタビュー【2024年】3月号
千葉県初のプロ野球独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」は今季チーム創設2年目を迎える。昨年優勝した「ベイサイドリーグ」を離れ新たな挑戦を目指す今季は県民の期待も大きい。シーズンを前にそんな新生セイラーズの早坂監督に独占インタビュー。
威風堂々2年目出航
稲毛新聞(以下・稲)昨年度のベイサイドリーグ優勝を振り返ってください。
早坂監督(以下・早)昨年は2チームでの公式戦でしたが、選手たちの勝ちたいという気持ちが多くみられたシーズンでした。
稲・2年目のシーズンを迎えるにあたっては?
早・今年はどこのリーグにも属さないカタチになりますが、選手達の成長を後押しし、しっかりと見届けるようにするつもりです。
稲・今年は言われるようにチームの立ち位置も難しいですが。
早・やることは昨年と一緒です。選手が持てる力を発揮できるよう、また県民の皆様、ファンの皆様に喜んでもらえるような準備をしっかりとすることです。
稲・今年はメンバーも大幅に入れ替わりましたが。
早・独立リーグの性質上、毎年々々新たな選手との出会いがあります。これは非常に楽しみなことでもあります。今年は新たにどんな選手が活躍してくれるのかワクワクしています。大幅に入れ替えることは今後もあるでしょう。
稲・特に注目する選手、期待の選手は?
早・選手全員が首脳陣やNPBのスカウトの方々にアピールすると信じています。また練習を重ね日々成長していく中で輝く選手が必ずいます。そんな選手でしょうね。
稲・選手育成にあたっての方針みたいなものはありますか?
早・選手とのコミュニケーションを密にすること、あとは色々な選手の変化に気づくことです。
稲・今年の目標を聞かせてください。
早・千葉県内で行われる試合に多くのお客様のご声援をいただくことです。千葉県民球団として県内各地で試合を行いますので、チームを県民の皆様から愛されるような存在にしたいと思っています。また、選手たちもお客様の前で躍動する姿を1試合でも多く届けることを目標に頑張ってくれると思います。
稲・今日はありがとうございました。
早坂 圭介
(はやさか けいすけ)
1984年神奈川県生まれ39歳。横浜商工高から2002年ドラフト8巡目で千葉ロッテ入団。俊足巧打を武器に18年間活躍。2022年独立リーグの福井ネクサスエレファンツのコーチ就任。2023年より千葉スカイセイラーズ球団代表兼監督。