南船橋「LaLa arena TOKYO-BAY」お披露目イベント、富樫勇樹選手・宇野昌磨さん・ふなっしーによるトークショーも
5/29(水)南船橋の新アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」お披露目イベント
富樫勇樹選手・宇野昌磨さん・ふなっしーによるトークショーも
今年4月に完成した「Lala arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」(船橋市浜町2-5-15)で5月29日、お披露目イベントが開催され、抽選で選ばれた約2,000人を前にトークショーや千葉ジェッツ選手らによるフリースロー対決が行われた。
同アリーナは地上4階建て、収容客数1万人の大型多目的アリーナ。Bリーグ2024-25シーズンからは千葉ジェッツふなばしのホームアリーナとなり、アリーナ中央上部には昇降可能なセンタービジョン、アリーナ内を囲むように全長約120mのリボンビジョンを常設している。観客席はすり鉢型にすることで、イベントの演者や選手と席の距離が近く感じられる席になっている。
イベント内では代表者挨拶として、三井不動産 代表取締役社長 植田俊さんとMIXI 代表取締役社長 木村弘毅さんが挨拶。植田さんは「地域一体で盛り上げていきたい。『感動のあるまちづくり』のコンセプトを体現する場所。熱狂、感動、興奮を広く届けたい」と話した。
来賓には、松戸徹船橋市長 、日本バスケットボール協会会長・三屋裕子さん、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ チェアマン・島田慎二さんらが出席。松戸市長は「地元としてもさまざまな期待を持って望んでいた。ジェッツのホームゲームだけでなくスポーツイベントも数多く行われ、多くの人に来てもらう場所となるので、船橋の魅力を発信できる場所ともなる。また、ここからバスケ文化をさらに発展させていきたい。全国のみなさんに愛されるアリーナになるよう、船橋市としてもこれからもがんばっていく」と話した。
かつて千葉ジェッツふなばしの代表を務めていた島田慎二さんは「日本で4番目の『夢のアリーナ』が完成した。来年1月にはこの最高のアリーナでBリーグオールスターを開催することが決まっている。みんなで船橋をさらに盛り上げていけたら」と話した。
今月28日に2028年シーズンまでの複数年契約を球団と結んだばかりの富樫選手は「収容人数は船橋アリーナの倍で、アドバンテージもこれまで以上。毎試合満員にしていきたい」とコメント。テープカットの後には、富樫選手、プロフィギュアスケーター・宇野昌麿さん、船橋市在住の梨の妖精・ふなっしーの3人によるトークショーも行われ、ふなっしーは「なんかイベントをしたい。(自身の)バンドのライブをしたい」と話すと、観客席の「梨友」から拍手が起こった。
7月27日、28日に同施設で開催予定のアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)」に出演する宇野さんは、「ここではたくさんの方の前でスケートができる。ザ・アイスでは世界のトップスケーターとコラボし、アリーナにふさわしいショーをしたい」と意気込みを語った。
イベント前に行われた説明会では、同施設は三井不動産とMIXIが作った初のアリーナであることの説明や、「スポーツ・エンターテインメントを活かした街づくり」の事業の中核を担う事業であることの説明があった。三井不動産 常務執行役員・若林瑞穂さんは「『ららぽーとTOKYO-BAY』『ららテラスTOKYO-BAY』と併せ、アリーナに来た人が1日中楽しんでいただくことができる環境がある」とも説明し、アリーナでのイベントに併せてコラボ商品の提供などを周辺施設で行っていく予定だとも説明があった。
周辺住民からはさらなる渋滞を心配する声が聞かれるが「アリーナに来場される方には、なるべく公共交通機関を利用いただくようアナウンスしていく」と三井不動産 執行役員 商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部副本部長の肥田雅和さんは話した。
同アリーナでのこけら落としとなる公演は、7月6日、7日の2日間に行われる「Mr.Children tour 2024 miss you arena tour」。以降、さまざまな音楽イベントやアイススケートショーなどが予定されている。