小室駅前に「小室サブセンター」、豊富・坪井域包括支援センターの利用増に対応
10/27(日)小室駅前に「小室サブセンター」
豊富・坪井域包括支援センターの利用増に対応
北総線小室駅から徒歩約2分の場所にある商店街の一角に、地域包括支援センターの分室「小室サブセンター」(船橋市小室町3319-2、TEL 047-404-7902)が10月1日、オープンした。
市内北部を担当する「豊富・坪井地域包括支援センター」(船橋市神保町117-8)へ、小室地域在住者の相談件数が増加したことや、小室地区と豊富・坪井地域包括支援センターとの距離が遠く、利用者・職員双方の移動負担を軽減するために設置された同センター。
豊富・坪井地域包括支援センターと一体的に運営され、介護や福祉に関する「総合相談支援」や、成年後見制度に関する相談を受け付ける「権利擁護業務」、介護プラン作成を支援する「介護予防ケアマネジメント」、そして「包括的・継続的ケアマネジメント」の4つの業務を、地域包括支援センターと同様に提供する。
市からの委託で「南生会」(船橋市古和釜町430-1、TEL 047-457-8660)が運営する。センター長で主任介護支援専門員でもある杤本(とちもと)貴規さんは「豊富・坪井地域包括支援センターの相談の約半数が小室在住の人々から寄せられている。サブセンターを開設したことで、利用者や職員の負担が軽減され、より身近に気軽に相談してもらえるようになった」と話す。
「高齢者の介護支援に加え、重層支援も行っている。どんなことでも相談に応じるので、気軽に足を運んで話を聞かせてほしい」とも。
開設に先立ち、9月25日には住民向け説明会が小室公民館で行われ、地域住民25人が参加した。説明会では法人代表のあいさつや開設経緯の説明、職員紹介などが行われた。参加した40代の女性は「小室町の高齢化が進む中で、小室サブセンターの開設は高齢者にとっても地域住民にとっても良いこと」と話した。
受付時間は9時~17時。休業日は土曜・日曜・祝日及び12月29日〜1月3日。