
No.105 学校で給食を食べれない子どもたちに向けて「給食体験会開催」 茂原市給食センター
2025/1/30
色々な事情で学校に通えない子どもが多くなっています。
社会的には『不登校児』と呼ばれていますが、学校に通わない選択もその子には必要なことでもあると記者は考えています。
実際、記者の子どもも中学校3年間はほとんど不登校だったからです。
その後は、子ども自身が高校に通いたいと意思表示をして普通高校に入学し、大学にも通い現在は社会人として過ごしています。
ただ、勉強は遅れても取り返せますが、学校で体験する行事や友人と過ごす体験は、振り返った時に思い出という財産になります。大人になった時、その思い出が少ないことに寂しく思うときもあることでしょう。
社会的には『不登校児』と呼ばれていますが、学校に通わない選択もその子には必要なことでもあると記者は考えています。
実際、記者の子どもも中学校3年間はほとんど不登校だったからです。
その後は、子ども自身が高校に通いたいと意思表示をして普通高校に入学し、大学にも通い現在は社会人として過ごしています。
ただ、勉強は遅れても取り返せますが、学校で体験する行事や友人と過ごす体験は、振り返った時に思い出という財産になります。大人になった時、その思い出が少ないことに寂しく思うときもあることでしょう。
給食センター長の思いで実現した給食体験会

せめてその思い出のひとつとして、学校給食を食べる体験をさせたいという給食センター長の思いから、茂原市を拠点として不登校児の保護者の心のケアを目的として発足した『あかりCafe』に声掛けをして体験会が開催されました。
数組の子どもと保護者が参加されていました。
トレイを持って、順番に並んで次々にパンやおかず、デザートを乗せて貰います。
家庭では、こうした配膳はしないですから喜々として受け取っている姿
数組の子どもと保護者が参加されていました。
トレイを持って、順番に並んで次々にパンやおかず、デザートを乗せて貰います。
家庭では、こうした配膳はしないですから喜々として受け取っている姿

参加された親子(写真承諾)は、「とても楽しみにしていました。給食を食べれて嬉しいです。親子で美味しくいただきました。こうした体験会はもっと増えて広がれば子どもにも良い影響を与えると思います。」という感想を伺いました。

広い給食センターでの作業の様子や給食の献立について、管理栄養士からも説明がありました。
子どもたちを共に育てる地域社会へ
子ども食堂という活動も全国的に広がっています。
そうした中で行政もともに子ども達に関わる提案をし、実行された茂原市に触発されて、こうした流れも広がって欲しいと取材を通して強く感じました。
自治体ごとに対応は様々ですが、社会全体で子育てをともにしていく地域活動に期待しています。
取材・ライター 女将こと牧由美
*掲載内容は取材日時点のものです。
(取材日2024.11.6)
そうした中で行政もともに子ども達に関わる提案をし、実行された茂原市に触発されて、こうした流れも広がって欲しいと取材を通して強く感じました。
自治体ごとに対応は様々ですが、社会全体で子育てをともにしていく地域活動に期待しています。
取材・ライター 女将こと牧由美
*掲載内容は取材日時点のものです。
(取材日2024.11.6)
