式年神幸祭に向けて、ますます美しく——秋の香取神宮で出会う「神の気」
千葉県香取市に鎮座する「香取神宮」。
全国に約400社ある香取神社の総本社であり、古くから武道や交通安全の神様として広く信仰を集めてきました。
その歴史は、2600年以上。
日本書紀にも記される由緒あるこの神社では、現在「令和8年 式年神幸祭」に向けて、社殿や参道の修繕・整備が進められています。
朱の輝きが増した楼門と、新しい大鳥居
今回の式年祭に先がけ、香取神宮では境内の随所で修繕・修営が行われています。

なかでも目を引くのは、塗り直された重要文化財の「楼門」。
鮮やかな朱色が秋の陽光に照らされ、より一層荘厳な美しさを放っています。

また、表参道にある「大鳥居」も新たに建て替えられ、まっすぐに空へ伸びるその姿は、神域への入り口として、訪れる人々の心を自然と整えてくれます。
秋の香取神宮は、彩りと静けさに包まれて

季節は秋。
境内を包む木々はやがて朱や黄金に染まり、紅葉のグラデーションが参道や社殿を優しく彩ります。
しんと澄んだ空気の中、色づく木漏れ日が白砂利の参道を照らし、歩みを進めるごとに心がすっと軽くなっていくようです。

また、毎年11月には「香取神宮 菊まつり」も開催され、境内には丹精込めて育てられた見事な菊の花々が並びます。
凛とした秋の空気の中で咲き誇る菊の花は、紅葉とともに境内に華やぎを添え、季節ならではの風情を演出してくれます。

歴史と自然が調和するこの場所で、静かに深呼吸しながら“神の気”を感じてみてはいかがでしょうか。
式年神幸祭とは?

香取神宮の式年神幸祭は、12年に一度の大祭。
数千余名の氏子が甲冑そのほかの歴史的装束で約4キロの大行列を組み巡行します。色彩豊かな御座舟が水郷のまちを巡るなど、陸に水上に一大絵巻が広がります。。
次回の開催は、令和8年(2026年)。
その時を静かに待つ香取神宮は、今まさに、長い歴史に新たな輝きを加えようとしています。
基本情報
住所 | 千葉県香取市香取1697-1 Googleマップを見る |
交通アクセス(車) | 東関東自動車道佐原香取ICから車で3分 |
交通アクセス(公共) | JR佐原駅より市内循環バス15分 |
電話番号 | 0478-57-3211 |
営業時間 | 授与所、御朱印受付の時間(通常)8時〜17時 |
施設サービス
対応しています
対応していません
小さなお子様をお連れの方
- 授乳室
- おむつ交換台
- キッズスペース
バリアフリーサービス
- 車椅子対応トイレ
- スロープ/エレベーター設置
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- ペット同伴可 ※一部OK
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