ウイグル協会、千葉市へ書籍寄贈【2022年3月号】
2022/3/7
以下は 2 年前に書かれた内容です
日本ウイグル協会は、中国政府による深刻な人権弾圧問題を訴える書籍を、千葉市に寄贈した。このほど、市中央図書館で寄贈式が行われ、ウイグル協会から于田(ウダ)ケリム会長、ハリマト・ローズ副会長、中央図書館からは山崎課長ら職員3名が出席し、櫻井崇市議、伊藤隆広市議が同席した。
中国政府による人権弾圧問題訴える
昨年6月の定例市議会で採択され、政府や衆参両院議長に送付された意見書では「中国政府に対して人権活動家の拘束をやめることや、ウイグル人等少数民族の人権を守ること」が求められているが、ハリマト副会長は「中国政府からの姉を人質にしたスパイ活動の要請を断ったら、大変な報復を受けた」ことが示され、櫻井市議は「人権問題に取り組むのは議員の務めだ」、伊藤市議は「寄贈を活用し、問題解決に取り組む」と語った。両議員は「寄贈に難色を示す自治体もある中、問題を知らない政治家がいることは論外だ」としている。中央図書館は「市民が知るための役割を果たす。公平な情報提供に努めたい」としている。
寄贈された書籍は全編マンガ形式で、誰にもわかりやすく編集されていて、政治色を感じさせない構成であるところは見事としか言いようがない。中央図書館や公民館に配置される予定だ。
◇千葉市中央図書館◇中央区弁天3~7~7◇℡043・287・3980
以上は 2 年前に書かれた内容です