No.130 創業120年、株式会社設立30周年 歴史ある材木屋さん 茂原市《総合住宅資材販売 株式会社正林木材》 代表取締役 正林 宏平 さん
2026/3/30
登記上では2代目ですが、木材に関わった歴史で数えると、曽祖父・祖父・叔父・父に続く5代目となる、歴史ある材木屋さん「株式会社正林木材」。
今回は、正林宏平社長を訪ね、お話を伺いました。
木材業に関わった始まりは、明治中期から後期にかけて。曽祖父が薪炭の生産・販売から商いを始め、次第に材木を扱うようになったといいます。
大正時代に入り、祖父が本格的に木材商として製材工場を設け、「正林材木店」を創業しました。
戦後の復興期には木材需要が急増し、叔父を中心とした法人組織での商売へと移行。父も家業を手伝うようになりました。
父の兄である叔父は商才に優れ、木材業にとどまらず建築業・土木業まで手掛ける総合建設業を立ち上げます。叔父は建築・土木を、父は木材部門を担当し、昭和から平成にかけての好景気、そしてバブル崩壊という激動の時代を経験しました。
平成7年、父が独立。4年後に新たな木材販売会社を設立したことが、現在の株式会社正林木材の始まりです。
正林宏平社長は、10年間の他業種でのサラリーマン経験を経て平成13年に入社。平成23年8月に代表取締役に就任し、社名を「株式会社正林木材」へと改めました。そして今年、設立30周年を迎えました。
今回は、正林宏平社長を訪ね、お話を伺いました。
木材業に関わった始まりは、明治中期から後期にかけて。曽祖父が薪炭の生産・販売から商いを始め、次第に材木を扱うようになったといいます。
大正時代に入り、祖父が本格的に木材商として製材工場を設け、「正林材木店」を創業しました。
戦後の復興期には木材需要が急増し、叔父を中心とした法人組織での商売へと移行。父も家業を手伝うようになりました。
父の兄である叔父は商才に優れ、木材業にとどまらず建築業・土木業まで手掛ける総合建設業を立ち上げます。叔父は建築・土木を、父は木材部門を担当し、昭和から平成にかけての好景気、そしてバブル崩壊という激動の時代を経験しました。
平成7年、父が独立。4年後に新たな木材販売会社を設立したことが、現在の株式会社正林木材の始まりです。
正林宏平社長は、10年間の他業種でのサラリーマン経験を経て平成13年に入社。平成23年8月に代表取締役に就任し、社名を「株式会社正林木材」へと改めました。そして今年、設立30周年を迎えました。
時代の流れに沿った丁寧な仕事
かつては、木材を削り加工する「手刻み」の建築が主流で、「化粧の家」と呼ばれるほど木材を見せる住宅が多く、製材による特注品が中心でした。
しかし、住宅の洋風化が進み、外国産木材の輸入増加や乾燥技術の向上により、既製品の種類や精度が飛躍的に向上。さらに機械加工が主流となったこと、市内中心部という立地条件もあり、平成7年をもって製材業を終了し、木材を仕入れて販売する流通業へと転換しました。
現在は、建築を主とする職人、工務店、ビルダー、瓦・板金業者、土木建設業、外構工事業などを中心に、木材や合板といった建築・土木資材の販売を行っています。
住宅建築では、新築からリフォームまで幅広く対応。新築工事では、柱や梁などの構造材を提携するプレカット工場から納品し、上棟後は現場の進捗に合わせて材料を搬入します。
屋根下地材、外廻り下地材、床・壁・天井の断熱材や石膏ボード、フローリング材や内装材などを段階的に納品していきます。
また、内装建具やアルミ建具、外壁材、キッチンやシステムバスなどの設備機器も取り扱っています。
リフォーム工事では工事日に合わせた納品を行い、現場の職人さんと密に連絡を取りながら配送対応をしています。
土木資材では、急な工事にも対応できるよう、コンクリート型枠材をはじめ、土留め用の松杭や矢板などを在庫し、迅速な納品を可能にしています。
近年はDIY需要も増え、一般のお客様からウッドデッキ材やフェンス用木材などの相談も多く寄せられています。
正林社長はこう語ります。
「材木屋は敷居が高く、入りづらいと思われがちですが、私はそうは思っていません。そう感じさせないよう、電話やメールでの対応を大切にしています。またホームページをご覧になる方も多いため、見やすく工夫し、セルフビルドを応援しています。」
しかし、住宅の洋風化が進み、外国産木材の輸入増加や乾燥技術の向上により、既製品の種類や精度が飛躍的に向上。さらに機械加工が主流となったこと、市内中心部という立地条件もあり、平成7年をもって製材業を終了し、木材を仕入れて販売する流通業へと転換しました。
現在は、建築を主とする職人、工務店、ビルダー、瓦・板金業者、土木建設業、外構工事業などを中心に、木材や合板といった建築・土木資材の販売を行っています。
住宅建築では、新築からリフォームまで幅広く対応。新築工事では、柱や梁などの構造材を提携するプレカット工場から納品し、上棟後は現場の進捗に合わせて材料を搬入します。
屋根下地材、外廻り下地材、床・壁・天井の断熱材や石膏ボード、フローリング材や内装材などを段階的に納品していきます。
また、内装建具やアルミ建具、外壁材、キッチンやシステムバスなどの設備機器も取り扱っています。
リフォーム工事では工事日に合わせた納品を行い、現場の職人さんと密に連絡を取りながら配送対応をしています。
土木資材では、急な工事にも対応できるよう、コンクリート型枠材をはじめ、土留め用の松杭や矢板などを在庫し、迅速な納品を可能にしています。
近年はDIY需要も増え、一般のお客様からウッドデッキ材やフェンス用木材などの相談も多く寄せられています。
正林社長はこう語ります。
「材木屋は敷居が高く、入りづらいと思われがちですが、私はそうは思っていません。そう感じさせないよう、電話やメールでの対応を大切にしています。またホームページをご覧になる方も多いため、見やすく工夫し、セルフビルドを応援しています。」
縁起物の正月飾りを毎年展示
お正月に、茂原市西町で大きな干支の絵を目にしたことはありませんか。
材木屋の正月飾りは、木材を束ねた「垂木(たるき)」を並べてキャンバスとし、そこに干支の絵を描いて飾るものです。
干支絵を描いた後に解体された木材は、「縁起の良い跡」が残ったまま建築資材として使われることもあり、その木で建てられた建物は縁起が良いとされています。
また、大きな飾りを道行く人々に見せることで、新年の活気や景気の良さを地域に届けるという意味も込められています。
単なる装飾ではなく、職人の技術と、地域の安泰・商売繁盛を願う大切な文化です。
かつては多くの材木屋で見られたこの正月飾りも、現在では継承して毎年展示しているのは、近隣市町村でも正林木材のみとなっています。
材木屋の正月飾りは、木材を束ねた「垂木(たるき)」を並べてキャンバスとし、そこに干支の絵を描いて飾るものです。
干支絵を描いた後に解体された木材は、「縁起の良い跡」が残ったまま建築資材として使われることもあり、その木で建てられた建物は縁起が良いとされています。
また、大きな飾りを道行く人々に見せることで、新年の活気や景気の良さを地域に届けるという意味も込められています。
単なる装飾ではなく、職人の技術と、地域の安泰・商売繁盛を願う大切な文化です。
かつては多くの材木屋で見られたこの正月飾りも、現在では継承して毎年展示しているのは、近隣市町村でも正林木材のみとなっています。
心からの感謝と地域貢献活動
「生まれ育った茂原市で商売をさせてもらっていることに感謝し、少しでも地域に貢献できるよう心がけています。」
そう語る正林社長。
正林木材がある西町(にしまち)は、古くから祭りや行事が盛んな歴史ある地域です。八幡神社の秋の大祭では、迫力ある大神輿が町内を渡御します。正林社長は小頭として、神輿渡御や初詣の手伝いに携わっています。
また、西町青年部に所属し、町内清掃や夏の盆踊りなど地域行事の運営にも積極的に参加。
小学校ではPTA会長を2年間務め、現在は高校後援会の役員として活動中です。
さらに、茂原市七夕まつり実行委員会「YOSAKOI部会」の部会長も務めています。
「演者の皆さんが安心・安全に踊れることはもちろん、また茂原で踊りたいと思っていただけるよう、おもてなしの心を大切にしています。どうせやるなら楽しく、をスローガンに、スタッフ一同頑張っています。私が一番楽しんでいます(笑)」と話します。
加えて「茂原中央ロータリークラブ」にも所属し、地域に根差した社会貢献活動に日々取り組んでいます。
「来年度から地区役員に選出されました。初めてのことで不安もありますが、できる範囲で精一杯取り組んでいきたいと思います。」
そう語る正林社長。
正林木材がある西町(にしまち)は、古くから祭りや行事が盛んな歴史ある地域です。八幡神社の秋の大祭では、迫力ある大神輿が町内を渡御します。正林社長は小頭として、神輿渡御や初詣の手伝いに携わっています。
また、西町青年部に所属し、町内清掃や夏の盆踊りなど地域行事の運営にも積極的に参加。
小学校ではPTA会長を2年間務め、現在は高校後援会の役員として活動中です。
さらに、茂原市七夕まつり実行委員会「YOSAKOI部会」の部会長も務めています。
「演者の皆さんが安心・安全に踊れることはもちろん、また茂原で踊りたいと思っていただけるよう、おもてなしの心を大切にしています。どうせやるなら楽しく、をスローガンに、スタッフ一同頑張っています。私が一番楽しんでいます(笑)」と話します。
加えて「茂原中央ロータリークラブ」にも所属し、地域に根差した社会貢献活動に日々取り組んでいます。
「来年度から地区役員に選出されました。初めてのことで不安もありますが、できる範囲で精一杯取り組んでいきたいと思います。」
仕事の原動力は仲間と家族と過ごす時間
「プライベートでは、高校生の息子と家内の3人で暮らしています。自分で言うのも恥ずかしいですが、いつも笑いが絶えない家族です。」と正林社長。
家族でのスキーは恒例行事で、毎年3月にはバスを貸し切り、友人を誘って団体スキー旅行を企画。
また、月に2〜3回は仲間とゴルフを楽しみ、最近では県内にとどまらず、茨城・埼玉・群馬、さらには宮崎・熊本・香川など、ゴルフを兼ねた旅行も楽しんでいます。
さらに、高校時代からギタリスト・布袋寅泰さんのファンで、推し活歴は37年。年に数回ライブに参加し、ライブならではの迫力に感動し続けています。
「こうした趣味を楽しめるのも、一緒に行ってくれる仲間と、快く送り出してくれる家内のおかげです。これが私の仕事の原動力かもしれませんね(笑)」
仕事もプライベートも全力投球。
その姿勢が、多くの人を惹きつけています。
家族でのスキーは恒例行事で、毎年3月にはバスを貸し切り、友人を誘って団体スキー旅行を企画。
また、月に2〜3回は仲間とゴルフを楽しみ、最近では県内にとどまらず、茨城・埼玉・群馬、さらには宮崎・熊本・香川など、ゴルフを兼ねた旅行も楽しんでいます。
さらに、高校時代からギタリスト・布袋寅泰さんのファンで、推し活歴は37年。年に数回ライブに参加し、ライブならではの迫力に感動し続けています。
「こうした趣味を楽しめるのも、一緒に行ってくれる仲間と、快く送り出してくれる家内のおかげです。これが私の仕事の原動力かもしれませんね(笑)」
仕事もプライベートも全力投球。
その姿勢が、多くの人を惹きつけています。
福を呼ぶ笑顔、感謝の気持ち、悔いのない仕事と遊び
今回お話を伺った正林社長が、最初に笑顔で口にした言葉は
「人生、遊んでなんぼ。悔いのない仕事と遊び!」。
そして、何度も繰り返された「感謝」という言葉が強く印象に残りました。
「正林木材に関わってくださるすべての人に感謝し、そのお返しとして地域貢献を続けていきたい。」
その言葉には、揺るぎない想いと力強さが感じられます。
笑顔は人を元気にし、福を呼ぶ——。
正林社長の屈託のない笑顔こそが、人を幸せにする“縁起物”のように感じられました。
「人生、遊んでなんぼ。悔いのない仕事と遊び!」。
そして、何度も繰り返された「感謝」という言葉が強く印象に残りました。
「正林木材に関わってくださるすべての人に感謝し、そのお返しとして地域貢献を続けていきたい。」
その言葉には、揺るぎない想いと力強さが感じられます。
笑顔は人を元気にし、福を呼ぶ——。
正林社長の屈託のない笑顔こそが、人を幸せにする“縁起物”のように感じられました。
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ライター:黒沼 美保
総合住宅資材販売
株式会社正林木材
〒297-0026
千葉県茂原市茂原1130
TEL:0475-22-1717
E-mail:info@sho-moku.com
HP:https://sho-moku.com
ライター:黒沼 美保
総合住宅資材販売
株式会社正林木材
〒297-0026
千葉県茂原市茂原1130
TEL:0475-22-1717
E-mail:info@sho-moku.com
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