三田空手クラブの小中学生4人が全国大会へ、優勝目指して市長・教育長に意気込みを伝える
8/19(木)三田空手クラブの小中学生4人が全国大会へ
優勝目指して市長・教育長に意気込みを伝える
来年40周年を迎える船橋市内にある空手教室「三田空手クラブ」所属の4選手が8月17日、「第63回小学生・中学生全国空手道選手権大会」に出場することを松戸徹市長と松本文化教育長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。
今回訪れたのは、9月18日、19日に高崎アリーナ(群馬県)で開催される「第63回小学生・中学生全国空手道選手権大会」への出場が決定した西塚愛純(あすみ)さん(習志野台第二小5年)、森山慧音(けいと)さん(高郷小6年)、西塚悠真さん(習志野台中3年)、森山結斗(ゆうと)さん(七林中3年) の4人と同クラブ代表の若梅陽子さん。
また、西塚愛純さんは29日に東京武道館で開催される「第21回全日本少年少女空手道選手権大会」の「形」部門で、西塚悠真さんは21日に山口市で開催される「第29回全国中学生空手道選手権大会」の「形」部門にも出場する。
クラブ代表の若梅さんは、昨年はコロナの影響で大会はすべて中止になったことに触れ、「練習がしばらく休みになり、Zoomなどで指導し、今年の4月にようやく再開しました。例年は県大会で6、7位までの選手が全国大会に出場できますが、今年は2位までに。そのような中で、4人の選手が全国大会に出場決定してうれしい」と話した。
西塚愛純さんは「練習もなかなかできず成長痛もあり、思いっきり練習できなかったが、県大会で優勝できてうれしい。オリンピック柔道の阿部一二三・詩選手のように兄と一緒に優勝したい」と話した。「自主練で何をすべきか分からず、心が折れそうになった」と話す西塚悠真さんは「前回のベスト16以上を目指してがんばって、先生や両親に恩返ししたい」と意気込みを話した。
森山慧音さんは「小学校最後の大会で金メダルを取りたい」と話し、森山結斗さんは「昨年は練習もできなかったので、4カ月で500キロ走って体力をつけました。県代表としてがんばってメダルをとりたい」と目標を話した。
市長は「みなさんの意気込みを聞いて、空手の技だけでなく、人間的に大きく成長して素晴らしいと思いました。是非がんばってほしい」と話し、教育長は「練習が思うようにできなかったと思いますが、大会が開催されて出場できることに感謝の気持ちを話しているのが立派。今出せる力を精一杯出し切ってほしい」とエールの言葉を送った。