2022年2月13日、「第5回 持続可能な地域づくりについての意見交換会」行いました
オリジナルサイト をご覧ください
今回は、房総半島で醤油づくりのコミュニティ、かずさ手作り醤油の会「いい醤(じゃん)」を運営している方々の意見を聞きました。
当初、他の意見交換会同様、事務所に集まっていただくかたちでの開催を考えていたのですが、たまたま声がけする方々のグループが主催するイベント「いい醤フェスタ」が行われ、その中で我々がヒアリングしたい内容と重なるような内容の座談会が行われるということで、我々の意見交換会と相乗りさせていただきました。
会には、米山美穂(あわ里山ごはん るんた)、及川涼介(芝山糀店)、山野邉暁(いまここ園)、坂本勝彦(おにぎり工房かっつあん)、手塚幸男(いすみや、房総野生生物研究所)が参加され、房総半島での醤油づくりの歴史から現在までの経緯について、お話いただきました。
鴨川市で行われている醤油づくりと、いすみ市周辺で行われている醤油づくり、ルーツは同じ長野県にあった遊学舎というところらしいのですが、それぞれが自分たちの地域の中でコミュニティが形成されてきたそうです。
芝山糀店が醤油糀を作るようになり、鴨川市では自分たちで育てた大豆で醤油づくりをしているそうです。
いすみではまだ大豆が自給できていないため、何とかしたいと話をしているそうです。
このコミュニティで作る醤油は、保健所の関係で一般に販売することはできないのですが、メンバーの手作り醤油として自家用途で使われています。
醤油づくりですが、だんだんと参加者や実施地域が広がっているそうで、千葉県の北部にある北総地帯と呼ばれる農業が盛んな地域からもワークショップや醤油絞りイベント開催の声がかかっていると言います。
オープンなネットワークではないのですが、自分達で使う醤油を地域で自給するような活動は面白いと思いました。
(えざき)
※この勉強会は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。
※このブログの記事は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。