船橋市内中学生ダンスグループ「熱帯雨林」が「GRAND SLAM TOKYO 2022」で準優勝、互いに尊敬しあう6人のメンバー
4/2(土)船橋市内中学生ダンスグループ「熱帯雨林」が「GRAND SLAM TOKYO 2022」で準優勝
お互いに尊敬しあう6人のメンバー
船橋市松が丘4丁目にあるダンススタジオ「Studio jammin(ジャミン)」から市内中学生で結成された6人組ダンスチーム「熱帯雨林」が3月13日、「CLUB CITTA(クラブチッタ)」(神奈川県川崎市)で行われた「GRAND SLAM TOKYO 2022」で準優勝を獲得した。
「GRAND SLAM TOKYO」は日本最大級規模の「スーパーキッズダンスコンテスト」。審査の上、招待されたチームのみが出場でき、全国から37チームが参加した。
ダンスチーム「熱帯雨林」のメンバーは、リーダーのMimiさん(14)、副リーダーのSHIONさん(15)、MIKUさん(15)、SAKURAさん(14)、REIREIさん(14)、TOUYAさん(14)の6人。全員が船橋市内の中学生で昨年5月に結成。既に他の大会で6回優勝の経歴を持つ。また、昨年11月に「日本テレビ」でテレビ放送された「ベストアーティスト2021」では「DA PUMP」のバックダンスも務めた。
「Studio jammin」で講師を務めるYUKAさんは、船橋育ちで古和釜中学校出身。5歳からバレエを習っていたが、大学に入りジャズダンスを習う。卒業後は事務所に所属しながら、ヒップホップ、ハウス、ロックダンスを学び、2007年5月に「Studio jammin」を設立した。
「『熱帯雨林』というチーム名は環境問題をテーマにしているところから付けました。音楽の中にはカエルの声や水の音などを入れています」とYUKAさん。TOUYAさんは「みんなでネイチャーな世界観を意識して統一しました」と話す。
今回の準優勝に「信じられない、実感がわかなかった」と話すのはREIREIさん。MIKUさんは「夢見ていた大会に出られてうれしかった」と話した。SHIONさんは「できるなら優勝したかった。春から高校生なので次のスーパーキッズダンスコンテストに出たかった」と悔しい気持ちを話す。SAKURAさんは「体が固くて。それを克服するのが大変でした」と振り返った。
リーダーのMimiさんは「先輩たちを見て憧れる気持ちがあるからがんばれます。ケンカにならずにしっかり話し合いのできる仲の良いチームで、準優勝を勝ち取れてうれしい」と話す。YUKAさんは何度も優勝できるチームの秘訣は「仲が良いこと。お互いを尊敬している」とも話すと、「準優勝できたのはYUKA先生のダンス構成や教え方のおかげです」とメンバーらは笑顔で感謝の言葉を話した。